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朱 × 藐
ずるい
朱 )ねえいるま、
藐 )ん ?
朱 )今日ひま ?
藐 )うん , ひま
朱 )俺ん家きて
藐 )やだ 。
朱 )撮影終わったら来て
藐 )ねぇ ……( 呆
ピンポン , と言う音がリビングに響く。
俺は引っ張られるように玄関へ向かった。
藐 )来た 。
朱 )ありがとね( ふふ
にこっと微笑み , そっと手を出しリビングへ案内した 。
彼はその手を静かに受け取った 。
朱 )なんかする ?
藐 )… なんでも 。
朱 )んー , じゃあ負けた方罰ゲーム 。
藐 )どんな ?
朱 )勝った方の言うこと聞く 。
藐 )へー , いいじゃん 。やろ 。
藐 )………だるい 。
朱 )俺強くてごめんな
だるい , と言いながらくまのぬいぐるみを抱く彼は成人男性とは思えない破壊力だった。
ちらっとぬいぐるみを退かすと ,
俺を睨んだ 。
12
藐 )… 何すんの 。
朱 )そんなん見たら止まれねぇ 。
俺は彼の手を引き , 寝室へ連れていく 。
寝室に連れていったら彼は自らベッドに寝転んだ 。
それにつられるように俺も寝転んだ 。
…………… 間違えた 。
このときを待っていたかのように彼は俺の両手首を抑え , 俺の頭上に持ってくる 。
藐 )俺だって , 攻めできるから 。
彼は俺のシャツのボタンに手をかけ , 外そうとする 。
でも手前で止まった 。
その距離 , およそ2cm未満 。
朱 )そこで止まんの , 悪意あるっしょ
彼の手にぐっと力がこもる
朱 )… 緊張してんの
指摘された彼の手は少し緩まった 。
藐 )…… うるさい 。
藐 )黙って犯されてて 。
そんなことを言う彼の手は少し震えていた 。
緩まった手首を外し , 彼の腰に手を回し押し倒す 。
形勢逆転 。
藐 )っえ ____
今は手首も掴んでいないし , 何もしてない 。
逃げようと思えば逃げれる状況 。
なのに彼は動こうとしなかった 。
朱 )… 攻め , やるんじゃないの ?
彼の震えた手首をつかみ頭の上へ 。
藐 )っ , ……( びく
彼は欲望と羞恥が入り交じった目をし ,
うっすらと目尻に涙を浮かべた 。
そんなん , 耐えられるわけない 。
すっと親指で涙を拭って , そのまま頬を伝って顎に手を添える 。
朱 )…… 何して欲しいの ?
藐 )っは , …… ? //
疑問形 , どうして欲しいかを述べる 。
それが彼のいちばんの弱点だった 。
藐 )… 焦らされんの … 好き( 俯
ふっ、と鼻でわらった 。
朱 )ねぇ , ちゃんと言ってよ
朱 )どうして欲しいか 。
朱 )言えたら , 続きしてあげる 。
甘くて , 優しくて , 毒のような声 。
藐 )…… 焦らして , すんどめ
朱 )… それだけ ?
彼の服を捲り上げ , 腰から胸の辺りまで手を動かす 。
でも , 触れない 。ギリギリで止める 。
それが俺のやり方だった 。
朱 )ほら , あとちょっと 。
藐 )… 焦らして , すんどめして 。
はっと息を呑む 。
朱 )………… 反則 。
焦らすつもりだった指をそのまま滑り落とす 。
彼の求む場所に , 正確に 。
藐 )……焦らしてくんないの ,
その瞳 。
潤んで , 欲しがって 。でもまだ強がる目 。
朱 )お前 , 自分が何言ってるか分かってんの ?
指の腹が胸のすぐ横を通る 。
触らない , 掠めもしない 。
朱 )………こういうこと ?( くすっ
あと1mmでも動けば触れる寸前 。
朱の呼吸も乱れる 。
藐 )ん、…ぁ っ // ( こく
その頷きを見た瞬間 , 俺の中の何かが切れた
そのまま腰を抱き寄せキスをする
甘ったるくて , 乱暴で , 深いキス 。
息継ぎなんてものは無いほどに。
乱暴でも , 確実に離す気は無かった 。
鎖骨 , 胸 , 腹 …… と降りていく。
指も舌も使って 。
藐のベルトに手をかける 。
朱 )…… ここも ?
藐 )任せる 。
朱 )じゃ , 遠慮なく _____
金具が外れる音 。
布が擦れる音 。
静かな寝室にそれだけが響いた 。
露わになった白い肌にふっと息を吹きかける 。
そのまま手は止めず , 太腿の内側を指でなぞりながら中心へゆっくり這い上がる 。
朱 )ねえ , ここでかくなってんじゃん 。
見ればわかるようなことをわざ 〃 口にする 。
耳元で , 吐息混じりに 。
朱 )… 俺のせいでしょ
確認ではなく , 確信をもって 。
朱の中指の背がそこをそっと撫でる 。
藐 )…わかってんならはやくしろよ ,
朱 )はやくって … なにを ?
朱 )ちゃんと言って … 分かんない 。
朱の手はまだそこに触れたまま 。
でも決して動かさない 。
焦らしが好き ,
と言ったことを朱はまだ忘れていなかった 。
朱 )ほら。
促す声は優しく 。
藐 )……… そのまま動かして 。
朱 )そのままってこう ?
ゆっくり , 根元から先端へ 。
羽が落ちるスピードよりも遅く 。
藐 )ん、ッ … ふ …
朱 )まだまだなんだけど 。
片手で熱くなったモノを優しく包む 。
もう片手で先端を抉るように 。
朱 )声聞かせてよ
藐 )……うるさい , 黙って
その言葉が朱の心に火をつけた。
ぎゅっとさっきより少し強く握る 。
朱 )じゃあ俺が塞げばいいや 。
朱 )でも手で塞いだら下空いちゃうな
遠回しに口か下か選べ、と 。
選ばせる気なんかないくせに 。
藐は口を塞いだ手を外した 。
朱 )…素直 。
朱 )いいよ ? 出して 。
はやく手を動かす 。
先端の手も円を描くように擦る 。
もう加減なんてなかった 。
藐 )マジで無理 …… っ !( びく
体の震え , 熱 , 呼吸の浅さ 。
全部朱にはお見通しだった 。
朱 )我慢しないで( ふっ
耳に息を吹きかける 。
藐 )俺 , トイレ行きたいんだけど , …
朱 )え ?
朱 )あー …( にひ
朱 )ダメ 。
朱 )ここ寝室だし , トイレ遠いよ
朱 )しかも … もう限界でしょ 。
手の動きは止まらない 。
むしろ , さっきよりも意地悪に先端を重点的に 。
藐 )ねぇ , 嫌だ , ,
太腿を内側に擦り付けようとする 。
でも容赦なく間に朱の膝が入り込む 。
藐 )っく , , //( びくん
朱 )えら , まだ頑張るんだ( 撫
朱 )……我慢しないで , おいで ?
その一言が引き金となり ,
しゅわっと音を立てると同時に藐の背中が弓なりに反る 。
藐 )ぁ… ッ ″ く 、…… っ /// ♡
藐 )……… ほんとずるい ,
身体を朱に預ける 。
藐の震えはまだ止まらなかった 。
朱 )ずるいのはそっちでしょ 。
汚れた手をさっとタオルで拭きながら
もう片方の手で藐の髪を手で梳かす 。
藐の肩に頭を乗せて一言 。
朱 )大丈夫 ? 泣いてる ?
藐 )… 泣いてない 。
朱 )嘘 , 目めっちゃ赤い 。
朱 )……ちょっと休もっか
藐 )うん , ありがとう
朱の頬にちゅ、っとキスを落とす
朱 )お前さぁ …
朱 )俺理性ギリ 〃 なんだけど 。
藐 )… 知ってる 。
藐は自らベッドに倒れ込む 。
朱 )はぁ , , ほんっと 。
朱 )覚悟できてんだよね ?
藐 )…うん 。大丈夫 。
朱 )……ずる 。
朱 )痛かったらいって 。
ぬぷ , ,
藐 )っあ ___( 首振
痛くない , と言うように首を横に振る
朱 )っ……
初めは確かめるように , 浅く 。
藐のようすを見ながら段々と深く 。
びくっと体がはねた 。見逃さなかった 。
朱 )ここ ?
どちゅ、
藐 )っあ … っ ! ~~~ っ //( シーツ 握
シーツを握った手に被せるように朱も手を添える 。
朱 )っ、名前呼んで
藐 )……っなつ、
朱 )もう1回 。
藐 )なつ …っ , なつ , … !
朱 )やば、むり …… っ
腕を藐の背中に回し , きつく抱きしめる 。
痛くない 。でも決して離さない 。
動きが早まった 。
藐 )っく……、も、むり …
本心がこぼれる 。
朱にぎゅっとしがみつく 。
朱 )おれも … もう … ッ , ,
朱も抱き返した 。
ぐっと奥に押し込む 。
藐 )っんぐ、っ … //// ♡
朱 )……っっ ゙ ♡
暫く , どちらも動けなかった 。
荒い呼吸と甘い空気が部屋を満たす 。
先に動いたのは朱だった 。
朱 )… 大丈夫 ?
藐 )大丈夫 ,
朱 )… よかった
笑みがこぼれる 。
朱 )おつかれさま
藐の頭を撫で , そっとキスを落とす 。
藐 )ん , … ありがと
そのまま2人は深い眠りに落ちていった 。
だいぶ長いのでは ⁉️⁉️
( そんなことない )