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「どうした?悲しいか?」
「いえ」
「まずは自己紹介、俺はNAOTO、渋谷でカフェを経営してる。オーナーって呼んでくれればいい。」
「それで後ろにいるのが、俺の爺さんだ。人間ではないから、いわゆる幽霊だな見えるんだろ?」
「切り替えれば見えます。」
「挨拶くらいしてくれよ、寂しがってるぞ」
「こんにちは、麗華です、よろしくお願いします。」
「麗華、宜しくな」爺さん
「なんでお前を引き取ったか、教えてやる」
私は呪伝師の事を初めて聞いた。ルールや器について、ただ自分の力に自覚はない。
幼い時からこの世の物でない存在をみたり、感じたりはできたが、それらと対話した事はない。
東京にはお金や地位とかに興味がなく、ただ罪を逃れる罪人を戒めたいという、慈善事業に楽しみを得る、お金持ちがいる様だ。
怨念と罪人を同時に消し去れば世の中が良くなると言う考えらしい。
もちろん依頼者からは代償に見合う報酬はあるようだ。
「これから最初の怨念をお前の器に入れにいく!」
「実践あるのみだ、はっはっはっ(笑)」