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水
138
瀬名 紫陽花
14,658
𝒩𝑜𝒶 𑁍𓏸𓈒
170
透子(とおこ)のことがあった、その夜のこと。
杏葉(あずは)はLIMEで弥奈とメッセージのやりとりをしながら、考えにふけていた。
「体のこと、もっとしっかりかんがえなくちゃ……」
ベッドの上で横になりながら、杏葉はつぶやく。
昨日、このことを 空太(くうた)に話したら、この前は取り乱した。
まるで、この話をしたくないかのようで、杏葉にはその理由はわからない。
スマホが音を鳴らして、弥奈からのメッセージが届いたとしらせてくれる。
話は学校のことから変わり、夕食に作ったミートグラタンが、とても上手にできたようだ。
写真もしっかり撮って、いつもよりハイテンション。
杏葉は「今度、食べさせてね」と送る。
「どうして、空太は、あんなこと言ったんだろう。なんか、空太らしくなかったな」
元に戻りたくない、とでもいうような口調。
ふたりが再会したのが偶然だとしても、きっとそこ*******************
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