テラーノベル
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ご本人様には関係ありません
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間接的なレグ◯表現あり、実際にしているようなシーンや傷跡を生々しく描写するシーンは一切ありません
(前回体調不良にするといいつつ病みです。)
以上が許せる方のみ本編へ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅰ
体調不良による休養
そんな文字を見たのはどの活動者だったか覚えていない。
俺にとっては正直誰かなんて関係がなかった。
ただ、羨ましかった。
ふざけてんのか、なんて思われるだろう。
自分でもそう思う。
俺だって辛いのに。
そう思ってしまう。
でも指を入れて吐いていることも、太ももに傷を刻んでいることも全部自分の意思であり。
夜は寝れない、なんて思うけど一通り泣いて吐いて刻んだらいつの間にか朝が来ていて、昼の不調だって動けないほどじゃないし隠しきれる程度。
刻むのだって救急車案件にならないように自制している。
だから、病院にも行く気にはなれなくて。
だって、病院はもっと辛い人が行くところだから。
俺なんかが行っても貴重な枠を奪うだけだし、辛いけど普通に動けるからお医者さんに「あなたは何も異常はありませんね」なんて言われるのが怖い。
異常が無いなんて嬉しいことのはずなのに素直に喜べない自分が恥ずかしい。
じゃぁもし診断名がついたら?
活動はどうなるの?メンバーにはどう説明すればいい?
要は、俺は辛い辛いとだけ嘆いて何もしようとしない人間なのだ。
自分でもたちが悪いと思う。
そんな人間の言葉に耳を傾けてくれる学生、社会人がいる。
地方公演に東京から来てくれる人もいる。
リスナーの人数を実感するたび、嬉しいけれど不安になるのだ。
俺はこの人数に応援してもらうのに相応しい人間なのか?
体調不良による休養を発表した活動者へのファンのコメントは温かいものだった。
羨ましい。
そんなことをまた思ってしまう。
思えば、昔からそうだった。
最初にこれと同じ理由の感情を持ったのは小学校に上がる前だったろうか。
なんの時だったかは覚えていない。
でも、俺が泣くのを我慢している横でそいつは思いっきり泣いていて。
最後の方なんてそいつは涙は流していなくて声だけ泣いていた。
先生はそちらにつきっきりで。
そいつはあんなに泣いていたのに先生に慰められるとすぐにけろっとして5分ほどで日常に戻っていった。
その時、同じくらい辛くても、辛さを前面に出した奴が得をするのだと真剣に思った。
今になって考えるとなんて幼稚なんだと思う。
なんの時だったのかも定かじゃないままそんな恨み言のような記憶だけを信じるだなんて。
辛さを前面に出そうとしているわけじゃない人もいるのに、なんて視野が狭いのだと思う。
恥ずかしいと思う。
学生時代は、診断名がついたら楽になるのかなんて思った時期もあった。
でも詰め詰めの勉強とかその中での部活だとか。
完璧であることによって得られる先生や同輩からの信頼を鑑みると診断名は足枷ではと思った。
診断名がついたらほぼ確実に先生に知られるだろう。
可哀想に、なんて目で見られたらなんて考えると、当時の俺はだったらタヒんだほうがまだましではないかとすら思っていた。
でも日々を過ごす内につらくて診断名がほしいなんて思っちゃって。
自分で自分がわからない。
他人も、よくわからなくて怖いけど、一番よくわからないのは自分だった。
紫「青ちゃん、最近頑張りすぎな?」
早めに来た会議室で、誰かの体調不良による休養なんて記事をぼんやり眺めていた時。
唐突に、紫にそう言われた。
紫が来たことにすら気づかなかった。
青「あ、紫おはよ。」
紫「おはよ、今日の会議休んでもええからな。とゆか桃に言って無くそか?」
青「え?」
紫「やって、辛そうな表情してんで?」
青「気の所為やろ、」
紫「まろちゃん根詰めすぎなんよ、根ぇ詰めすぎ病や、」
青「なんやそれ、笑 聞いたことないわ。」
紫「僕が今作ったんやもん」
紫「あんな、ラップってその人の心が分かるんやで?」
青「そか、」
根詰めすぎ病、なんてふざけた病名だと思う。
でも、その言葉で、少しだけ心が軽くなった。
病院で病名を貰ったわけでもないけど、誰か一人に休む理由を貰えたみたいで。
誰か一人に、休むことを許可されたみたいで。
きっと、多分。
指を入れて吐くのをやめたり刻んだりするのを辞めたりなんてできやしないだろう。
言葉はすごいし、人を追いやる力も持っている。
でも人を崖っぷちから正常まで引き上げられる力は持っていない。
残念だし、活動では口が裂けても言わないけどきっとそう。
でも、救われた気がした。
病名が欲しいなんて嘆く最低な俺が。
読んでくださりありがとうございます!
急に浮上ががくんと落ちてごめんなさい、
学業の方が忙しくてですね…
本当にごめんなさいぃぃ
えっと、前回お前体調不良書くと言ったよな??と思われているかもしれませんが…いちお書いてるんですよぉ
でもやっぱ病み系のは1日で筆が進むから書きやすくて…。なんでなんでしょ、書きやすいんですよね……。多分7月中には流石に体調不良も出るかと!!
ふぉろー、はーと、こめんと作者が舞って喜びます。
ぷろふぃーるにちょいと記載してますが基本ふぉろば100です!(稀に数日浮上無いためふぉろば遅くなります、)
リクエストはしていただける人がいるならできる限り応えたいです!(無理だったらほんとうにごめんなさい)ペアリクエストでもシチュでも◯です!ペアの場合、カプ要素の濃度の好きな感じがあったら教えてくださいっ。りくはこめんとへどうぞぉ。
改めて読んでいただきありがとうございましたぁぁぁぁ!!
追記 順番直しました!
# 箱 📦 ➰💕
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コメント
4件
今自分で見ていて思ったんですが、これってもしかして5話って表示されてたりすますかね??(私の端末だけかもです) 4話で例の話を書いていて公開したこれは5話として書いていたからなのであまり気にしないでいただいてだいじょぶです!!
うわ、このエピソード、すごく重かったです…。「病名が欲しい自分」と「それで楽になりたい自分」の矛盾、すごくわかります。紫くんの「根ぇ詰めすぎ病」っていうたわいない一言が、青くんにとってどれだけの救いになったかと思うと、切ないけど温かくなりました。最後まで隠して生きていくって決めてる感じ、胸が痛いです…💔 次も読みます!