テラーノベル
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attention! こちらの作品では、旧国が登場します。
殺傷表現、暴力表現などが含まれます。
こちらの作品は、現在の国には関係ありません。
そして、戦争賛美・政治的意図・宗教的意図はございませんので、ご了承ください。
なんでも許せる方のみお進みください。
ナチスside
「ナチッ!!!」
だなんて。懐かしい愛称で、懐かしい声で叫ばれた気がした。
ソ連から逃げるためだけに動かしていた思考が少し揺らぎ、目線をそちらへと向ける。
そこには、何一つ変わらない。
俺たちの仲間が立っていた。
「いたお──」
しかし、彼の名を紡ごうとする寸前、私の口を大きな手が強くふさいだ。
「ンッ”!?!?」
「Тише… Замолчи」
耳元で、ド低音のハスキーボイスが響き、同時にもう片方の腕が私の体をがっちりとボールドする。
聞き間違えるはずがない、この憎たらしい声の正体は…
「ふぉれんッ!!!!(ソ連ッ!!!!)」
「…」
驚いて顔を後ろへと向けると、恐ろしいほどに冷たく、獣のような瞳と目が合ってしまった。
まずいまずいまずい。
同じ言葉が私の頭の中をぐるぐると駆け巡る。
どうすれば、どうすればいい??
このままだと、またあの檻に逆戻り。
しかも、脱走だ。今度は何をされるかすらわからない。
まだ自由に動かせたほうの手で、先ほど兵士からこっそり奪い取った銃を獲ろうとするが、即座に動きを阻止され、近くの壁へと体を押し込まれた。
「ぁがッ…!?!?」
「…逃げたか」
「Ты плохой ребёнок.」
「ひっ」
私がびくり、と情けなく肩を震わせたとき、
「放せ!!!」
らしくもない、少し震えた叫び声が、私たちの間を割って入った。
「…Что?」
「ひっ…」
突如私たちの間に乱入してきたイタリア王国が気に食わなかったのか、
ソ連はじとり、とねめつけるようにしてイタ王を見下す。
「な、なちを…」
そこまで言って、イタ王の口が震えて、言葉がうまく出せていなかった。
恐ろしいのだろう。怖いのだろう。
この目の前のバケモノが。
イタ王は視線を右往左往させると、ソ連を見、そして恐る恐る私へと視線をやった。
「…ぁ、」
「…」
大丈夫さ、とでもいうように視線を向けてやった。
脱獄は失敗してしまったが。今ここでお前が傷つくのはより残念だ。
それよりも、私のために入り込んできてくれたことがうれしい。
だから、大丈夫。お前は早く逃げろ。とでもいうように。
「ぁ”、ぁ、あぁ…」
ぶんぶん、と小さく駄々をこねるようにイタ王は私を見て首を振った。
「な…ち」
「…」
私たちがなにか意思疎通しているのが気に食わなかったのか、この時間がいやなのか、ソ連はかすかに眉を顰めると、片足でイタ王をけり上げた。
「あがッ!!?(泣)」
イタ王は痛みに声を漏らすと、そのまま地面へと投げ出され、倒れこんだ。
本当は、叫びたかった。
助けに行ってやりたかった。
でも、ここで俺が彼の名を呼び、駆け寄ってしまうと、もうそれは取り返しがつかない。
イタ王も、俺も。
嗚呼、なんて最低なんだろう。
と私はつくづく自分の愚かさに嗤うしかなかった。
みなさまどうも、しゃけです…!!
みなさま、なんと私のフォロワー様が、5人を突破しました…!!
ほんとにうれしいです…!!ありがとうございます…!!!
50人を目標に、頑張りますね…!!!
それではまた…!!
にま

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#母「娘が母子相姦もののエロ本隠し持ってた……」
コメント
3件
フォロ失です…! 貴方の小説の書き方、ドストライクでした…!!✨✨ソビエトが解釈一致すぎます(*^^*) めっちゃおうえんしてます! 頑張ってください!!
第5話、読ませていただきました……! イタリア王国が震えながらも割って入ったところ、本当に切なくて。無言のアイコンタクトだけで「逃げろ」「いやだ」ってやりとりする二人の関係性が、重くて温かくて、胸を打たれました。あの一瞬の無言が、この作品の繊細な空気を象徴しているみたいですね……。 それにしても、ソ連の存在感と「悪い子だ」が怖すぎて、ページをめくる手が止まりました。ナチスの自嘲も刺さります。フォロワー5人突破おめでとうございます! これからも楽しみにしていますね🌷