テラーノベル
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魔理沙最推し
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『つ』「類が「取っておくといい」と言ってたよな…」
「さっきの紙には『ん』、今解いた紙には「つ』」
「…一体、どういう意味だ?」
蓮が珍しく道に迷っているような表情をしている。
「はい。意見があります。私には類が嘘ついているように見えません。」
「類と同様取っておくべきだと提案します。」
藍がそう言った。
「「「「わかった」」」」
みんなそう納得した。
「それじゃあ」
「第3問。」
「の前にー?」
ばんっっっ!!!
勢いよく教室のドアが開いた。
「ぎゃぁあぁぁぁっ!」
湊が死ぬほどうるさい声で叫んだ。
「「うるせぇ!!黙れ!!」」
蓮と彩乃が耳を塞ぎながら怒鳴った。
類は笑い転げた。
「あはは、っあはは、、っ!」
「みんな反応おもしろーい!!」
藍は湊の反応にうんともすんともせず
「類、趣味悪いですよ。」
「え〜?でもさー?演出って、大事じゃん?」
「ま、そんなことは置いといて」
「みんな楽しみの第3問目!」
誰もいないのに音だけする。
こつ、こつ、と。
「頭を使う問題だよ!推理?ってやつ!」
黒板に文字が刻まれる。
たまにぎぃぃぃ、って。
爪で引っ掻いたような不愉快な音。
その黒板に書かれた物、、問題は。
今朝、ある男が姿を消しました。
その男はアパートに住んでいました。
昨日、目撃したと見られる人物に聞き込みをしました。
これがメモした証言です。
Aさん「昨日、飲食店で午後9時ごろ、見かけましたよ。」
「服装は長袖長ズボンで、顔はよく見えません、でした。」
「初対面だったので変わった様子とかは分かりません、。」
「…いなくなったのは9時半ごろでしたっけ?」
近所の人「昨日は、午後10時ごろ少し早歩きで歩いてくる彼を見ました。」
「服装は長袖長ズボンでした。」
「特に変わった様子はなかったですが、機嫌が良さげでした。」
「多分、スマホで音楽を聴いていたからだと思います。」
幼馴染「見かけたと言うか…昨日は一緒に彼と遊びました。時間?時間は午後9時まで遊んで ました。」
「服装は長袖長ズボンで上着を着ていました。」
「変わった様子は特にありませんでした。」
「でも、ストーカーされてるかもしれない、って相談を受けてました。」
「気にしすぎだと思いますけどね。」
さあ誰が犯人でしょう?
「は?なんだこれ!んーまあ幼馴染じゃね?妬んだとかありそうだし!」
湊はすごい綺麗に決めつける。
「お前…推理って知ってる?」
蓮は逆に怖がって言った。
「は?馬鹿にしてんのか!」
「馬鹿にしてるって言うか偏見すぎんだよ、お前…。」
「いやだって怪しいじゃねーか!ストーカーの相談受けてたんだぜ?」
「ストーカーの相談受けてるのってその男が幼馴染を信頼してたっていうことだろーが…」
蓮は呆れてため息をついた。
「さすが蓮さんです。答え、分かりましたか?」
「ああ。」
「わかったよ。」
蓮は息を一つついて言う。
「答え、犯人は____」
「Aさんだ。」
「は?何言ってんだよ!Aさんは初対面だし何が怪しいんだよ!」
湊は絶対違う!と蓮に訴えかける。
「初対面だったからおかしいんだよ。」
「…、あ?、」
「はぁ、だから。」
「Aさんは、“顔はよく見えてない”“初対面だった”って言ってる。」
「つまり、その男についてほとんど知らないはずなんだ。」
「いやでも近所の人も怪しくね?!音楽聴いてるってわかってたし!」
「イヤホンでもつけてたら分かるだろ。有線だったら特に。」
「で、でも幼馴染はどうなんだよ!」
「幼馴染は普通に情報提供だろ。どこも怪しいところなんてねえよ。」
「お前が怪しんだだけだ。普通に考えりゃ、ただの相談だろうが。」
「私もAさんだと思うわ。」
彩乃は蓮に乗っかる。
「私もAさんかな…!」
私も続いた。
「私もAさんだと思います。」
湊の味方は消え去った。
「みんな揃ってなんなんだよっ!」
類は感心した。
「蓮くんの言う通り、Aさんが犯人でしたー!」
「お見事だね!蓮くん!」
ひらひらと蝶のように紙が降ってきた。
浮かび上がった文字は、『し』
「「「「し?」」」」
「『し』って、なんだ、?」
蓮がそう言ってみんなも頭を抱えた。
「…『ん』『つ』『し』ですか。」
「意味は…今考えてもわかんねーな。とりあえず残り2問解いてから考えるか。」
「「「「だね(な!・ですね。)」
「じゃーあ。推理問題だよ!」
コメント
3件
第2話、推理問題すごく楽しかったです!蓮くんの冷静な分析でAさんが犯人だと導くところ、読んでて「あっ!」ってなりました。湊くんの真っ先な決めつけも可愛かったですし、類さんの演出好きな感じもよく出ててにやにやしました。「ん」「つ」「し」の謎も気になりますね。続きが待ち遠しいです🤍