あなたと一生をともに

たらこ

893パロ

全体的にふわっとしてる

ルビバグってたので上げ直し。またバグってたらもうそのままにしときます（）

◇

「ナマエ、好きだよ？」

『…はは……光栄です……』

ミョウジナマエ。高校3年生。18歳です。

ミョウジコーポレーションの社長……の、娘である。

皆さんおわかり、𝒀𝑬𝑺お金持ち、‪𝑵𝑶𝐓貧乏。

まぁ私のことはここまでにして、今何が起こっているのかを説明したいと思う。

な　ん　か　契　約　結　婚　さ　せ　ら　れ　て　た　！

……そういうことです(説明不足)。

なんか高校から帰ってきたら珍しくお父さんがリビングにいて、私におかえりと言った後、「今すぐこの服に着替えなさい」と綺麗で高そうな服を目の前に差し出した。

え？と困惑しつつも、今日の夜、なにかあるんだなぁとふわふわ考えていたのだが……まさか結婚をさせられるとは。しかも契約結婚。

恋愛結婚させてって私中学生の時から言ってたよね？お父さんは家にあまりいないけど、いたときにめっちゃ言ってたよね、私。だから知らないはずないよね？？？

今すぐに父に問い詰めてやりたいが、もう決まったことらしく。

私に拒否権などないも同然だった。そしてなんかその私の結婚相手がヤクザ……ここらで有名な限界組のひとりだった。いや詰んだ。私の人生詰んだわこれ。

で、今はその結婚相手？旦那さん？の家 にいますと！！軟禁するっていわれましたと！！！！はい！！詰みですね！！！対あり！！！

「そこは好きだよって返すとこね？」

『急に決まったもので……ちょっと理解が追いついてない…感じです……』

まじで急すぎだし理解追いついてないしさぁ…こっちからしたらなに？誰？って感じなんだよね。私、限界組のことよく知らないし…、イケメン集団とは聞いてるけど……目の前にいるのは確実に｜JKの格好をした（女装癖のある）人、だ。声は男だから、男性なんだなーってことは分かる。

「んまー、そうだよね！」

ちょっと急いでてさ…ごめんね？

きゅるんとしてこちらを見てくるが、私は顔に騙されないぞ。

「君からしたら急なことだけどね、俺からしたら急じゃないんだよ」

『ど、ういう、』

「俺さー、重いんだよね」

『…は？』

「前々からナマエのことは好きだったし、そろそろ結婚したいと思ってたらナマエが丁度18歳になるからさ？」

『……、』

「ナマエが誰かに捕まらない（縛られない）ように、結婚する（俺が先に縛っておく）しかないよね！みたいな？」

…狂ってるだろ、この人。

「あー………やっぱ引いた？」

『ひ、引くというか、まず、わたし……あなたの名前もしらない、から』

「そういやそうだったっけ。俺の名前はたらこ！君の旦那様！」

嫁を軟禁する旦那とか最悪すぎん？今すぐにでも逃げ出したい気分なんだが。まあ、それは目の前の人によって止められているんですけどね！！！はぁ！！！！！！(クソデカため息)

「これからナマエはずぅっと俺と、俺の部屋で過ごすんだよ」

ええ…？

『それは…死ぬまで、？』

「当たり前じゃん？」

目を蕩けさせてこちらを甘く見つめる男（たらこ）。

そんな見つめられたら私に穴あくが？あとその目やめろ、きもちわるい！！あいにく私は顔じゃなくて性格で選ぶ派なの！！顔だけの男に興味なんてないの！！！

「んふ、好き、ずーっと好きだよ、愛してる」

ちゅ、と私のおでこを最初に、それから鼻、頬、首、手…と順番にキスをする。

あーやだやだ、きもちわるい。

「だから、」

ナマエも俺の事、好きになってね？♡

◇

無理矢理()って素敵だよね←

てか893パロ味が全然ないっすね

多分今度またリベンジします

ルビ機能使うの楽しすぎて今後めっちゃルビついてるやつふえるかもしんない