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なんか毎回お話し書く度に10♡超えてるの嬉しい!本当に毎回ありがとうございます!
「らっらららーらーらっ♪」
「ふっまた元貴歌詞浮かんだ?」
僕は毎回歌詞が浮かぶ時はどんなものを放り投げて家に帰ってパソコンを立ち上げる。
だから彼女ができない。「仕事と私どっちが大切なの!」と別れ際に言われるがもちろん仕事だ。
そこをに認めてくれるメンバーには感謝してる。
特に若井。学生時代からこんな性格だから。もう慣れたのか日常茶飯事のようになっている。
大切な親友だ。
「俺負けないからっ。」
「何よいきなり。」
「ギターだってすぐできるようになるから。」
「彼女だって作るしっ!」
未だに続いているこの2人の小さな戦争
「若井、好きだよ。」
「なによ、いきなり笑」
「伝えたかったから。」
「そっか。」
君は少し悩んだような顔をした。
「あのね元貴。相談があるの。」
君は珍しく真剣な顔をしてこっちを見る。
「僕は同性愛者なんだ。」
「ん?それがどうしたの?」
「元貴は嫌がらないの?」
「だって僕もだもん。笑」
「えっ?そ……なんだ。」
「あれっ知らなかった?ちな涼ちゃんも」
「涼ちゃんも?ほんとに!?」
いきなり話に飛び込む若井。安心したような顔をしいた。
「もう出るねっ!」
「うい〜」
うきうきで帰っていく。2人は同居中。いいな。若井。
だんだん距離が縮まって行く。こんなのに嫉妬してしまう僕は醜いなぁ。
「でもっ涼ちゃんは僕だけだからね笑」
「若井にはあげないから。」
“元貴〜今夜行けるよ〜早く来て欲しいっ”
「ふっ……。可愛いなぁ。」
「若井残念だったね。涼ちゃんは今僕の家。」
「僕に勝つのは無理そうだね笑」