康二くんとの出会いこそ、ごく平凡で、ありきたりで、だからこそ尊くてかけがえのないものだったと、僕ははっきりと自信を持って言える。
こんなに好きな人に、今まで出会ったことはない。
それは、好きになった時も、付き合った時も、もちろん今でも変わらない。
あれは、宮舘組の屋敷に通いながら阿部ちゃんの手伝いをして、しばらく経った頃のことだった。
その当時の僕は、休日の朝9時に屋敷に行き、大体13時くらいまで仕事をした後、家に帰って学校の勉強をして一日を終える、というのをルーティーンにしていた。
ところが、その日は珍しく、夕方までいてほしいと阿部ちゃんから頼まれた。
特に不都合もなかったので二つ返事で了承すると、阿部ちゃんは安心したようにふんわりと微笑んでくれた。
そして太陽が真上に差し掛かった昼頃、阿部ちゃんは僕を昼ごはんに誘ってくれた。
どこか外にでも食べにいくのだろうかと思ったが、阿部ちゃんが向かった先は、屋敷の居間だった。
大きな机の上には、同じく大きな皿に乗ったおかずや、ホカホカのご飯がいくつか並んでいた。
その匂いに誘われるように、ゾロゾロと人が集まってきた。
阿部ちゃんの頭の血管が切れるたびに呼び出しては、いつの間にか仲良くなっためめと佐久間くん。
淡くて薄い金縁の丸メガネの内側で、目を擦りながらヨタヨタと歩くふっかさん。
そして、最後に入ってきたのが康二くんだった。
「できたでー!はよ座ってや!冷めてまう!」
そう大きな声でみんなに呼び掛けながら、テキパキと箸を配っていた。
僕はその日、初めて康二くんに会った。
これまでは、玄関から阿部ちゃんの仕事部屋に直行していたし、今までどこにいたのか分からなかったが、うまい具合にこの屋敷の中で康二くんに出くわしたことがなかったのだ。
「お?お客さんか?」
ここにいる人数に対して箸が一膳足りないことに気付いた康二くんは、僕を見つけてそう言った。
「あっ!僕、ラウールです。阿部ちゃんのところでお手伝いしてます!」
僕は慌てて、簡潔に康二くんに自己紹介をした。
「そうやったん!君か!阿部ちゃんからよう聞いてるで、めっちゃ頭ええ子が手伝いに来てくれて助かってる言うて」
「えへへ、嬉しい」
「ちょっと康二!バラさないでよ、もう…恥ずかしいな…」
「ええやん、減るもんやないんやし。ほんなら茶碗と箸持ってくるからちょっと待っててや」
「ありがとうございます!」
快くお昼をご一緒させていただいたことに嬉しさを感じながら、お箸とお茶椀を康二くんから受け取った。
全員で「いただきまーす!」と挨拶するのが、この屋敷でのルールだと康二くんは僕に教えてくれた。
平和なヤクザもいたものだと、僕は自分の中にある典型的なイメージとの相違に変に感心していた。
その日の献立は、今でも忘れられない。
僕が康二くんを好きになった日の、いわば「始まりのおかず」だったのだから。
二日目だからか、よく味の染み込んだ肉じゃがは、じゃがいもの形が少し崩れていてほろほろとしていた。
自家製のように見える程よい塩味のお漬物は、ツヤツヤの真っ白いご飯によく合った。
肉じゃがはとても大きなお皿に盛られており、机の上でなかなかの存在感を放っていた。
ところが、それ以上に僕の目を惹いたのは、ゴロゴロとした大きな唐揚げだった。
目の前に並べられた大好物に僕の手は即座に伸びた。
遠慮しなくていいよ、と言ってくれたふっかさんの言葉を大いに有効活用して、僕はその唐揚げを思い切り頬張った。
とてもおいしかった。
あの日の感動をどんな言葉で表現したら良いか、それを今でもふとした瞬間に考えることがあるが、いまだピッタリするものには出会えていない。
かなりアバウトではあるが、僕はこの時、もう写真でしか会うことはできないお母さんの顔を頭の中に思い浮べた。
お母さんが生きていたら、こんなご飯を作ってくれたのかなと、そんなことを考えていた。
康二くんのご飯は、そんな「お母さん」みたいな暖かさがあった。
お母さんを知らない僕がそんな喩えをするのも少しおかしいような気はしたが、知らないからこそ、「きっとこれだ」という、よく分からない確信があった。
端的に言うと、僕はその日からすっかり胃袋を掴まれてしまったのだ。
ご馳走になったお礼にと台所で康二くんがお皿洗いをするのを手伝った。
洗い終わったお皿の水気を拭いて、食器棚にしまいながら軽い雑談をした。
今している勉強の話、めめと佐久間くんが買ってきて阿部ちゃんを怒らせたものの話、好きな食べ物の話。
たくさんのことを話した。
唐揚げが好きだと伝えると、康二くんは「ほんならよかったわ」とにっこり笑った。
それからというもの、一日中屋敷で仕事をする日は、お昼ご飯を食べさせてもらうようになった。
いつでも、なんでも、康二くんのご飯は、とてもおいしかった。
自然と箸は止まらなくて、僕のその様子を見ると、康二くんは嬉しそうにしてくれた。康二くんが喜んでくれるのが、返って僕には嬉しくて、たくさんおかわりをしたのが懐かしい。
康二くんと僕の時間が重なって行くたび、僕は康二くんという人にどんどん惹かれていった。
明るいところも、面白いツッコミをするところも、繊細で優しいところも、全部大好きで、好きじゃないところなんて一つもなかった。
ただ、一つだけ、自分の心の中で分からないことがあった。
僕のこの「大好き」という気持ちはどこに続いているのか、と言うことだけはしばらくの間ぼんやりとしていた。
康二くんという存在に、僕が触れ合ったことのない「母」というものを見ているのか、はたまた、ふっかさんのように憧れにも似た何かを感じているのか、もしくは全く別のものか。
人と人との間で起こる感情の全てに名前があるとしたら、康二くんへも何かしらの名称を持った気持ちがあることは確実だろう。
しかし、生憎その正体は、半透明のベールに覆われていて、うまくその姿を捉えることができなかった。
それに答えを見出したのは、僕が高校を卒業して、正式にこの屋敷に身を置くことになってからのことだった。
就職先については、もうずっと前から心を決めていた。
僕はこの屋敷で働くこと以外考えていなかったので、高校三年生になったタイミングでふっかさんに相談をした。
「ホントにそれでいいの?お前の可能性をお前自身が潰してねぇだろうな?」
「うん、僕、大好きな人たちの役に立ちたいの。それがみんなだったから、だから、ずっとここでみんなのために働いていたいの」
「はぁ…お前も物好きだな。あえてこんなとこに来るなんてよ」
「僕が好きなのは、ここにいるみんなだよ」
「わーったわーった。卒業するまではちゃんと毎日学校行けよ?それがここに住むための約束、わかった?」
「っ!ふっかさんありがとう!」
「礼は俺じゃなくて、親父に言って」
「組長に?」
「お前ならそう言うんじゃないかって、だいぶ前から親父は、お前を受け入れる準備をしてくれてたよ」
普段あまり会えない人だったが、組長はこんな僕のことも気にかけてくれていた。
嬉しいなんて言葉では足りなくて、なんだか恐れ多い、なんて、そんな気がしていた。
お礼はここに住み始めて一番最初に会えた時に、たくさん伝えようと思った。
そして一年後、僕は卒業証書とボストンバッグを持って、毎週通っていた大きな門を潜ったのだった。
その日は、みんなが集まって僕の卒業のお祝い会を開いてくれた。
想像もしていなかったサプライズに、僕は少し泣きそうになった。
「頑張ってきた」という気持ちはあった。
ただ、同時に、目の前のことに対して僕がしたいこと、僕ができることをしてきただけだとも思っていた。
だからこそ、僕を認めて受け入れてくれたみんなに対して、言葉にできないほどの感謝の気持ちを抱いた。
それぞれからもらったプレゼントは、とても個性的で面白かった。
阿部ちゃんからは、電卓と書き心地の良さそうな高いノート。
ふっかさんからは、ブルーライトカット加工がされた伊達メガネ。
(「パソコンの光はマジでバカにできないからな」と真剣な表情で渡された。)
佐久間くんからは、100巻くらいありそうな漫画の全巻セット。
(佐久間くんの金銭感覚は狂っている、というのはデフォルトだが、この時ばかりは本当に驚いた。)
岩本くんからは、何故か15kgの鉄アレイと10kgのハンドグリップを。
めめからは、小さな望遠鏡をもらった。
そして、康二くんからはみんなとお揃いのお茶碗と汁椀と、お箸をもらった。
「家族」だと言ってもらえたような気がして、 とても嬉しかった。
みんなもこのどさくさに紛れてお酒を飲んだり、だらだらしたりできることが楽しかったようで、僕たちは夜が更けるまで、居間でご飯を食べて談笑した。
それからしばらく経って、みんなが部屋に戻った頃、康二くんは机に広がった食器やお酒の缶を片付けようとしたのか、立ち上がるような素振りを見せた。
僕も手伝おうと康二くんのそばへ近寄ると、その体は突然フラッとよろけて僕のところに降ってきた。
降ってきた、という表現は正しいだろうか。
ただ、頭で状況を整理し終わった頃にはもう、康二くんの体は僕の上にあったので、それ以外には言い表しようがないようにも思えた。
触れ合った感触と温度を、身体のそこかしこで感じていた。
重なった両脚、少し苦しいくらいにのしかかる胸の重量、そこから伝わってくる康二くんの大きな拍動。
そして、柔らかくて温かい唇。
ーーファースト・キス。
そう認識した瞬間、僕の全ては朱色になった。
単なる事故と分かってはいても、僕の心臓は早鐘を打ってばかりで、一向に治ってはくれなかったし、そのまま込み上げてきそうなくらいに上擦った。
触れただけなのに火傷しそうなくらい熱くて、息をすることさえ忘れていたからか、とても苦しくて、でも、とても心地よい。
ただこの瞬間が、どうしようもなく愛おしかった。
束の間の触れ合いの後、康二くんは僕の上に乗ったまま眠ってしまった。
そんなにお酒を飲んでいる印象はなかったが、潰れてしまったようだった。
ひとまず康二くんを部屋に運ぼうと思い、まずは自分の体を起き上がらせた。
なんとか康二くんの体を抱き上げて歩き出したが、大人の男の人を抱えるのはなかなかに大変だった。
僕は、岩本くんにもらった筋トレグッズの早速の出番を予感していた。
あの時、居間には僕と康二くんしかいなかった。
そのことに僕は心から安堵した。
誰かに見られていたら、康二くんが揶揄われてしまうかもしれないし、僕も僕でいつまでも戻らない真っ赤な顔を誰かに指摘されていたかもしれない。
この時、僕の中で答えが見つかった。
青くて、なんとも単純で、でも、だからこそ大切にしなければいけない。
今抱いている気持ちを簡単に捨ててはいけない。
なかったことにしてはならない。
そこかしこに散らばったお皿と空き缶を回収し、台所まで運びながら、そんなことを考えていた。
次の日、康二くんは朝早くから起きてご飯を作ってくれていた。
「おはよう」と声をかけると、康二くんは僕が後片付けをしたことに対してお礼を言ってくれた。
「昨日は朝早くから料理の仕込みしてて気ぃ付いたら潰れてたわ」と、照れたように笑う康二くんはどうやら、昨日のことを何も覚えていないようだった。
瞬間、寒々しい寂しさが全身を覆った。
覚えていてほしかった、と思っている時点で、もう後戻りできないことは分かっていた。
僕は康二くんが大好き。
その気持ちは、お母さんのようだからでも、 憧れているからでもない。
僕は、康二くんに恋をしたんだ。
今まで抱いていた気持ちの形を捉えると、そこからの僕の行動は早かった。
好きになって欲しいのに、来てくれるかも分からない「いつか」をじっと待っていることなんて、僕にはできなかった。
仕事の合間や、仕事が終わってからなど、暇を見つけては康二くんの後をついて回った。
青椒肉絲の作り方、効率よくお皿を洗う方法、卵焼きの上手な焼き方、なんでもかんでも教えて、教えてって、話しかけた。
康二くんを僕でいっぱいにしたかった。
慌ただしい康二くんの一日の中に、一秒でも長く僕という存在が残ったらいいな、なんてそんな思いだった。
しばらくそんなことを続け、康二くんの中に僕が溜まってきたかな、と思った頃合いを見て、ついに、僕は伝えた。
「僕ね、康二くんが大好きなんだ」と。
康二くんは褐色の肌を赤く染めると、自分の部屋に逃げて行ってしまった。
その様子を見た時、僕は「もうひと押しだ」と確信した。
リベンジの機会なんてやはり待っていられなくて、僕は康二くんの後を追った。
部屋に入ると、康二くんは部屋の真ん中で正座をして両頬を手のひらで抑えていた。
「んなっ…何しに来たん…?」
少し警戒しているような声を出す康二くんは、必死に自分を守ろうとして震えながら針を出すハリネズミの姿を彷彿とさせた。
かわいい。
それ以外のことは考えられなくて、僕は本能的に康二くんの両の頬に置かれた手ごと覆い、それに口付けた。
「告白の続き…かな?」
おどけたように、それでいて目だけは真剣さを目一杯出してそう伝えると、康二くんは涙目になりながら「なんなん…自分…」と溢した。
隙だらけの康二くんのその隙間に、僕の気持ちを目一杯に流し込む。
その心の中に僕への「好き」を芽生えさせて?
最後のダメ押しのようにもう一度口付けると、康二くんは「俺でええの?」と小さく僕に聞いた。
僕は泣きそうなくらい嬉しくて、天まで昇って行ってしまいそうなほど幸せだった。
「康二くんがいい。康二くんじゃないと、やだ」
そう答えると、康二くんはついに泣き出してしまった。
小さくなった肩をいつまでも抱きしめていると、ようやく落ち着いてきた康二くんは僕に一つだけ約束したいことがある、と言った。
とても言いづらそうに、俯きながらポソポソと言葉を紡ぐので、耳を近づけてその声を聞いた。
「あの…その……ここ、一応職場でもあるやんか?やから、、その…そういうことはちゃんと、他んとこ行ってしたいねん…」
「あ、あー…うん、分かった!」
「そういうこと」について深く追求することはやめておいた。
なんとなく言いたいことは分かったし、これ以上そこに触れれば、康二くんが恥ずかしさで弾けてしまいそうな気がしたから。
僕としては、康二くんと「特別」であれることの方が重要だったので、そこまで残念に思うことはなかったが、康二くんは何を勘違いしたのか、取り繕うようにまた言葉を発した。
「で、でも、みんなが見てないとこでなら…ちゅーまでなら、ここでもええよ…っ…?」
「へ?」
「やって、この前もう、一回してもうてるし…」
「覚えてたの?!」
今度は僕が真っ赤になる番だった。
康二くんは僕の気も知らずに「忘れられるわけないやん…」と、もじもじしながら僕に抱きついてきたので、途端にたまらなくなった。
僕は何かに耐えるように康二くんの体をきつく抱きしめて、
「今から行こうって言ったら怒る?」
と尋ねた。
すると間髪入れずに、胸の辺りから「ぁほ…っ」と唸る可愛い声が返ってきた。
「少女漫画?」
「何が」
「いや全部が」
「普通だけどな?」
「どこがだよ」
女王様改め、阿部ちゃんが当初ご所望していた、康二くんと付き合ったきっかけについての話が終わると、阿部ちゃんはどら焼きを片手に短い感想を述べた。
「涼太、もうせんべい無いよ」
「んぁー!やー!」
「やだって言っても涼太が全部食べちゃったんだよ」
「んんー!ぶー!」
「ぐみはまだ食えないって佐久間が言ってたからだめ」
「ぁぅ…むぅ…」
ちびっ子たちは僕たちの会話にはひとつも興味を示しておらず、二人で小さなおやつパーティーを開いていた。
よく食べる坊は、手持ちのミルクせんべいが無くなってしまったことに、赤ちゃんながら不貞腐れていて、その大きくてもちもちのほっぺたを不満そうに揺らせていた。
口が寂しいのか次の瞬間にはもう、坊はしょっぴーの指を両手で掴み、そのまま自分の口に運んで、あぐあぐと噛み始めていた。
「はぁん…かわいい…ラウール、チェキ取ってきて。貸して」
「え、今?」
「今以外にいつがあるの?」
「はいはい…」
今まで散々話を聞かせろと言っていた阿部ちゃんの興味は、それが終わると途端に別の方へ向かったようで、次なるご所望品を僕に要求した。
付き合いが長くなるほど部下遣いが荒くなるなぁ…と心の中でぼやきながら、僕は初めて康二くんと出かけた時に買ったカメラを自室へと取りに行った。
仕事部屋へ戻ると、阿部ちゃんは僕からそれをひったくって、様々な角度からしょっぴーと坊を撮っていった。
阿部ちゃんは、撮ったものがフィルムに現れるのをウキウキしながら待っていた。
その間に、遠くから「ご飯できたでー!」と張り上げる、かわいい恋人の声が聞こえてきた。
僕を含めた四人で揃って居間に向かう中で、僕はつい今しがた密かに感心したことをしょっぴーに伝えた。
「しょっぴーは偉いね」
「?」
「いけないことをちゃんと「いけない」って言えてすごいなって思ったの」
「だって、それで涼太が危なくなっちゃったらやだから。俺が涼太を守るの」
「ほんとにいい子だね」
「別に。だめって思うことはちゃんと言わないと伝わらないじゃん」
しょっぴーの最後の言葉にはっとした。
あの日の僕に足りなかったものはきっと、ほんの少しの勇気と、大切な人を「守りたい」って思う気持ちだったんだろうな。
もう取り戻せない。
それでも、過去に残ったわだかまりに暖かい光が差したような気がした。
知識も感情も、何も持っていなかった小さな男の子の言葉は、心の片隅にずっと残っていた後悔を晴らしてくれた。
過去の失敗は、いつだって僕らに足をバタつかせるような気恥ずかしさを運んでくる。
何がいけなかったのか、その正体が分からなければ、それはより一層強い羞恥心となって僕たちを襲う。
そんな、特段誰に話す必要もない、しかしながら心の中にいつまでも残り続ける些事に、この子は一条の光を当てて、溶かしてくれた。
「ありがとう」と伝えると、しょっぴーは「俺もありがと。ぐみくれたから」と言ってくれた。
「僕はグミ以上のものをもらったよ」と思ったけれど、それは伝えずに、僕の心の中だけに留めておくことにした。
会計補佐の道程 完
続
コメント
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🤍の青くて真っ直ぐな思いが愛おしい〜🥺 部屋の真ん中で正座してる🧡も、話聞き終わった途端に興味が移る💚も、おやつがなくてもちもちほっぺで拗ねる❤️も、ピュアな💙もみんな可愛いです🥺 このお話大好きで、ずーっと読んでいたいです🫶