前ある動画でそう言ってる人がいた
その頃は女子に恋愛感情とかわかなかったから
何言ってんだろうって思ってた
女子なら男子と付き合えばいいのにって
でも中学になった今は価値観変わった…
本編
「えっと…風花小学校から来ました心音です」
中学の最初の自己紹介の時心音はどもりながらも一生懸命自己紹介した
(うわ〜このクラスやっていけないかもなぁ…)
周囲の目線が心音の視線にはっきり見えるぐらい鋭かった
「じゃあ心音さん席戻ってね」
「はい」
先生の印象は悪くなかったがどこか先生の視線は冷たく冷めきっていた
そっからある程度の月日がたち
気になる女子がいた私と同じ地雷系ですごく可愛かった
「1度話してみたいなぁ」
「なら話してみようか?」
「え〜!?」
心音のクラスメイトの香織が肩を叩き教えてくれた
「私あの子と小学校一緒でさ〜!」
「いいよ💦あの子の時間無駄にしたくない!」
心音はこんな自分があんな可愛い子の隣に立つことに少し違和感があったのだ
「ほらほらー行こいこ!」
「あ!え?う、うん!」
香織は強引ながらも心音を女子のところに連れて行った
「ほーら!愛!」
「あ!こんにちは!心音っていいます!」
「心音って言うんだ私愛!って言うんだ!」
「愛ちゃん?ね!了解!」
愛と心音は今では仲良くなっていた
ある日
心音は愛のステメを見ると
「好きな人がいます」
と書いてあった
誰だろうと思いながら心音は明日聞いてみることにした
学校で
「愛ちゃん!ステメの好きな人って誰?」
「あ〜それはね///」
「うんうん!」
「心音だよ///」
その時私はどんな顔をしてたんだろうか
その時の感情はきっとかつて喋ってみたいと思っていた相手に好かれた喜びと昔動画で見た時のあの感情が一気に込み上げてきた
「じゃあ付き合っちゃう?」
今思うとおかしいと思う考える前に口が喋っていたのだ
その後愛は心音と付き合っているという噂を喋り少しの人は知っている状況にある
正直私は嫌だったあの時無意識に喋っていなかったら…と
ある日メールが来た
「良かったら終業式デートしない?」
私はその時酷く吐き気に襲われた
「好き」という感情より「嫌だ」という気持ちが勝っていた………
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