りぃ side
葉月『(切り合いでは不利、銃撃戦はやや有利だが急所には当たらない、どうすれば勝てるんだ?)』
マッドカルテルの刺客ダヴィッツと戦闘している葉月りぃだ
葉月『(投擲なら勝てる…か?)』
葉月『はあっ!』ピューン
次の瞬間私が2本の六角を投げる
ダヴィッツ『小細工はやめろよぉ〜ってうお!?閃光弾っ!』
そう、私は六角だけではなく、閃光弾まで投げていたのだ
ダヴィッツ『くそ、、!』
ダヴィッツは六角に気を取られ目を塞ぐのが遅れた
そのため右目の視力が限りなく0に近くなった
葉月『私相手に片目はきついんじゃないっ!』
そう吐き捨てたあと死角であるダヴィッツの右側に体をずらした
ダヴィッツ『チッ!(投擲か、チャカか?)』
だが私は奴の想像の180度反対をついた
葉月『最近寒いから温まろうよ〜!』
私は炸裂弾を投げたのだ
ダヴィッツ『ッ!?(炸裂弾かッ!)』
ダヴィッツが炸裂弾を認識したと同時、炸裂弾が爆発した
ダヴィッツ『う..おッッ』
葉月『くぅぅぅ!』
ダヴィッツは炸裂弾をモロに食らった
私はというと…
葉月『(ごめんよっ!)』
ダヴィッツにやられた構成員の死体を盾にして爆風等を防いだのだ
葉月『ぐッ!』
…だが私からも複数の箇所から血がでる
葉月『防ぎ切れない…か、』
炸裂弾が爆発したところには先程私が割ったガラス片が落ちていて、爆風でガラス片が飛ばされたのだ
ダヴィッツ『やってくれるな嬢ちゃん…ゴフッ』
ダヴィッツが吐血しながらも立ち上がる
ダヴィッツ『お年玉…やるよ!』
次の瞬間ダヴィッツがチャカを放つ
葉月『いらねぇ!もう貰う歳じゃないんだわ!』
普段なら貰うモノじゃないが、ガラス片に切り刻まれてボロボロな私は避けきれない
葉月『うッ』
脇腹にもらってしまった
ダヴィッツ『俺も寒いし、あったまるかぁ』
そういってダヴィッツが取り出したのはダイナマイト
葉月『ッ!?(は?この小さな部屋で爆破したら間違いなくアイツも巻き込まれるぞ?)』
だが私に避ける手立てはなくダイナマイトの爆破を食らってしまう
葉月『ガハッ…』
爆破を食らった私が激しく吐血する
葉月『(アイツはどこへ行ったんだ、、、食らってるならただじゃ済んでないな)』
煙が晴れた頃そこにダヴィッツの姿はなかった
葉月『(階段から出た痕跡は無い、なら窓から逃げたか)』
私の予想通りダヴィッツは窓から脱出していた
ダヴィッツ『考えてなかったが、りぃを重症に追い込むことが出来た、、ゴフッ』
ダヴィッツは元からここで私を殺そうという考えではなかった
ダヴィッツ『だが俺の傷も…シビアだな』
葉月『(やべぇ動けない…香坂さん..に電話…)』
葉月『あの…もしもし』
香坂『〈どうしました?〉』
葉月『◯◯◯(半グレの組織名)でダヴィッツ…とたまたまかち合って…』
葉月『動けません…助けてくださ…い』
香坂『〈!?今すぐ向かいます 少し待っていてください!〉』
私の意識はここで闇に落ちた
お読みいただきありがとうございますbyりぃ
最近ヒューマンバグ大学の模写にハマっておりましてテラーノベルに載せようかちょっと迷ってます
良ければ意見ください!
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