お待たせしました、!!
この物語ももう10話を超えたとなると凄く驚きです、。
でもまだまだ完結ではないので是非今後とも見ていただけると嬉しい限りです。
更新スピード激遅なのはほんとに申し訳ない、
))注意((
・軍パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《zm side》
ドクドクドクドク
鼓動がいつもとは比べ物にならないくらい早く鳴る。
……tn兄は無事やろうか、、。
俺が間一髪で助けれたから良かったけど、、
あの時落ちてきた鉄骨が偶然だとは到底思えん。
しかもN国、工事なんて全くしてへんから鉄骨なんてあるわけないねん。
…やっぱりそう言うことよな、??
tn兄が狙われてる。
これしか理由は考えられへん。
…じゃあ何で狙われてるんや??
tn兄が狙われる理由なんてそうない気がすんねんけど…。
…………ッッ!!
1個だけ、1個だけあるとするなら、、、、。
俺と関わってしもうたから、??
俺と一緒に過ごしてしまったからtn兄が狙われた…。
…だめや、それしか考えられへん。
ってなんや俺、。
結局tn兄のこと考えてしもうてるやないか、笑
裏切られてからtn兄と初めて会った時。
咄嗟に俺は知らん振りをしてもうた。
でもこれはいい選択やったと思う。
tn兄に対しての気持ちが中途半端なまま元に戻りたくなかってん、。
…やけど俺のせいでtn兄が命の危険に関わってしもうた。
いっぱい傷つけてもうた。
……もうこれ以上、俺とtn兄が関わるべきやない。
俺は…俺の我儘な気持ちのせいで今回の事件が起こってもうた。
全部。全部。全部。
全部。
俺が悪い。
N国と他国の争いが増したのも。
A国が戦闘体制に入りつつあるのも。
全部。全部。
俺が原因。
俺が我慢を拒んだから。
そのせいで多くの人たちが苦しんでるんや、。
……この罪は償うべき、やな、笑
snさん。
俺の為にロボット開発までしてくれて本当にありがとうな、。
trさん。
俺の為にいっぱい戦闘のことについて教えてくれてありがとう、。
krさん。
総統としての立場があるのに心優しく、そして俺の願いを聞いてくれてほんまにありがとう。
…peさん。
最初、俺がN国に来るかどうか迷ってた時、自身の立場までかけてN国の為に尽くして、俺の身の安全まで考えてくれてほんまにありがとう、。
俺は今までお世話になった人、一人一人に向けて1文ずつだが手紙を書く。
そして最後に、。
自分の部屋の机。
ここにとあるメッセージカードを置く。
その後、すぐに部屋を出て走り出す。
そしてN国本部の門を潜ったあと、俺は挨拶をする。
zm)「…今までお世話になりました、!笑」
少し俺の目からは汗のような何かが流れる。
…が、急いで拭ってまたすくんだ足を進める。
……これから地獄かもしれへん。
でも、それが皆の為になるんやったら、。
その為なら、俺は、……何でもやる、。
俺は今から……
A国の配下になろうやないか。
《tn side》
……??
何やら外が騒がしいな、、。
rbrもあれから帰ってこぉへんし、。
あぁ、早くここから出て何があったか聞きてぇ、、。
まぁその為には安静にしとかんといけんのやけどな、笑
あぁ~暇すぎる、、。
1分という短い時間が凄く長く感じていたその時。
いきなり医務室のドアが勢いよく開いた。
rb)「tntnッッ!!」
tn)「びっくっったぁ、rbrかよ、。驚かせんなや。」
rb)「す、すまんッッ!!でも急用なんや!!」
tn)「急用、??なんか用か??」
rb)「さっきの話でzmって奴のこと知ってるぽかったよな??」
tn)「おん、まぁせやね。」
rb)「そのzmが行きそうな場所ってどこらへんか分かるか!?」
tn)「……現時点ではわからへんな、」
rb)「そうか、。ありがとうな、、」
tn)「…現時点では、や。…何があったか聞かせてくれ。」
rb)「…えっと、その、俺の口からでは伝えられんねん、。極秘情報やし、。」
tn)「極秘情報、??」
rb)「と、とりあえずkrさんとpe兄さん連れてくるから待っててくれ!!」
tn)「…わかった。」
何が起こったんやろう。
……何か嫌な予感がする。
zm、??
pe)「すみません、遅くなりました!!!」
kr)「手間を取らせてしまい申し訳ないです。」
tn)「いえ、こちらこそわざわざ医務室までありがとうございます。………それで今どのような状況なんですか、?? 」
pe)「………え、っと、……(震) 」
rbr)「pe兄さん…無理せんといてや、??」
kr)「………俺から言わせてもらうね、。」
俺はkrさんの言葉を待つ。
………冷や汗をかきながら。
やはり3人の雰囲気的にも何か嫌な予感がしてたまらない。
kr)「…tntnさんはzmさんと親しい間柄ですか、??」
tn)「ッッ!!………そう、ですね、。」
kr)「……そう、ですか、。…ではzmさんが過去に何があったのかも知ってらっしゃいますか、??」
tn)「…いや、そこまでは知らないです。彼奴……zmは過去のことを思い出すと震えるくらいまで怯えて話すのを拒んでたので、。」
俺の言葉に3人は血相を変える。
pe)「それって……ッッ!!!」
peさんは感情が抑えきれなくなったのか、その場を立ち去ろうとする。
そこをrbrが必死に止め、落ち着かせる。
rb)「pe兄さんッッ!!!……荒ぶる気持ちはわかるけど今俺らには何も出来へん、。……ゆっくり落ち着いて、??」
pe)「ッッ!!!……スー…ハー……ごめん、。」
tn)「krさん。どうか俺にも教えて下さい。……zmに何があったのかを。」
kr)「……わかりました。落ち着いて聞いて下さい。……zmは……zmさんは……。」
kr)「A国の配下に加わりました。」
tn)「……は、??」
krさんの冗談とはとても言えないような声色に俺の声は思わず溢れ出る。
それを境目としてこの場は重い重い静寂へと包まれた。
tn)「zmが…zmがA国……ッッ!!!カフッッフーッッフーハーッッ」
rbr)「tntnッッ!!!ゆっくり深呼吸や!!吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー」
tn)「スーハースーハー……」
kr)「急に驚かせてすみませんッ、、。」
tn)「スーハー……こちらも取り乱してしまい申し訳ありません、。………その…その情報は何処から、??」
pe)「……俺がzmさんの様子を覗こうと部屋に訪れたときでした。 」
《回想 》《pe side》┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
pe)「zmさん…元気出してるといいなー、」
そんな願いを口から零しながら俺はzmさんの部屋へと向かう。
zmさんは俺たちの大切な戦力。
でもそれを超えるくらい俺たちの大切な仲間なんだ、。
やっぱり何があったのかちゃんと聞いた方がいいよね、、。
…というのもこれは弟分のrbrからの受け入りの言葉。
やっぱり仲間なんだからちゃんと聞いてあげた方がええって教えてもらった。
……不甲斐ないお兄ちゃんだな、笑
そう思っているとzmさんの部屋の前に着く。
さっき練習場見た時にはzmさん居なかったから多分部屋に居ると思うんだけど……。
コンコンコン
pe)「zmさーん、!!ちょっと話があるんだけど………zmさん、??」
俺の声が聞こえてないことは有り得ないし、。
でも返事がない、。
………ッッ
pe)「zmさんッッ!!……部屋開けるねッッ!!!」
そう言って俺はドアノブに手をかける。
……おかしい。部屋に鍵がかかってない、。
俺は違和感に押されるようにして勢いおくドアを開ける。
pe)「zmさんッッ!!!」
俺はドアを開け、周囲を見渡す……が。
そこには誰もおらず部屋の窓が微かに空いているだけだった。
……なんで、??なんでzmさんは居ないの、??
そんな疑問に駆られながらも、zmさんの部屋を探索する。
潔癖症のzmさんだから部屋は凄く綺麗。
……一箇所を覗いて。
zmさんの机の上だけ妙に散らかっている。
そこに疑問を浮かべた俺は机に焦点をおく。
pe)「……これ、は、??」
そこには綺麗に並べられたメッセージカードが7つ。
俺、sn君、krさん、tr、zmさんが大変お世話になっていた2人。
そして……皆宛。
俺は恐る恐るpeさんへと書かれた封筒を開ける。
…そこには1つのメッセージカードが入っていた。
『最初、俺がN国に来るかどうか迷ってた時、自身の立場までかけてN国の為に尽くして、俺の身の安全まで考えてくれてほんまにありがとう、。』
俺は心が痛くなる。
このメッセージカードには嬉しい言葉がいっぱい詰まってる。
でも……俺の心に強く痛く突き刺さる。
だって、。……だって、!!
……なんでこんな最後の台詞みたいなの、??
なんで最後の別れのように書くの、??
その点が俺の頭から引っかかって離れない。
……これ、。
俺は自然と目線を1つの封筒に合わせる。
……この、皆宛の封筒に、。全て詰まってる。
………これは皆で読まないとダメな気がする。
皆を集めようッッ!!!
そう頭ではわかっていたのに。
俺の体は真っ先に封筒へと手を伸ばしていた。
そして俺は中に入っていたメッセージカードを読む。
中には……こう、書いてあった、。
『皆へ。
本当に世話になりました、!!俺はN国幹部としておれて本当に楽しかったで、!!!中でもpeさんへの食害はいっちゃん楽しかったな〜笑笑 そんな皆にお知らせがあるんや、!!俺は…A国の配下になってくるな、!!……tntnさんをあんな目に合わせてしまったのも他国とN国との敵対関係が増してるのも全部俺のせいやと思うねん。……やからな、??笑…我慢を拒むのやめるわ、!!そうしたら…皆に迷惑かからへんもんな、??……最後になるけど、。皆、大好きやで、??笑
zm。』
なにこれ、??
A国の配下、??
少し空いている窓から冷たい風が入ってくる。
まるで俺を包み込むようにして。
そのおかげなのか段々と俺の頭は冷えてきて、
俺の脳を理解へと追いやる。
その理解と同時に俺は息の仕方を忘れ、過呼吸状態へと陥る。
zmさん、??なんで……なん、d……??
意識が遠ざかろうとしていた時。
声が聞こえた。
??)「peさんッッ!!!!!しっかりしてッッ!!!」
誰……??……sn君ッッ!!
sn)「お願いッッ!!!しっかり呼吸して、!! 」
pe)「ッッ!!……スーハースーーハー………sn君ッッ??」
sn)「peさんッッ!!何があったんですかッッ!?!?」
pe)「えっと……zmさんが、zmさんが、。」
ポロポロポロポロ
sn)「え、ッッpe、さん、!?」
pe)「あッッ…えっと、ごめんね、笑あれ、??涙が止まんない、や笑」
sn)「……peさん、。落ち着いて下さい。……僕たちが居ますから……ね、??」
pe)「ありがとう、。………実はzmさんが…………………」
《回想終了》┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
《tn side 》
pe)「……っていうことがあって、。今sn君はzmさんの状況を調べてくれてます。」
tn)「そん、なことが、、。」
zmがA国の配下に”自らの意思で”行くなんて…、。
……なぁ、zm、??
なんでお前はそんなに周りを気にするんや、??
なんで自分だけが辛くなろうとするん、??
なんで……なんでなん、??
俺を……俺を見捨てないでくれよ……
ポロポロポロポロ
思わず涙が溢れ出る。
それを察してなのか誰も口を開いたりしない。
……2分くらい経った頃やろうか。
krさんが声を発した。
kr)「……tntnさん。rbrさん。今A国は戦闘体制へ入っています。そしてそろそろN国に宣戦布告をしてくると俺らは考えています。」
rb)「宣戦布告!?!?なんでそんな急に、??」
kr)「おそらくzmさんがN国にいたことがバレていたのでしょう。実際何人かA国のスパイ達が忍び込んできてましたし。」
tn)「……N国はその宣戦布告に応じるつもりなんですか??」
kr)「……俺はするつもりです。……国民の命を守るためにも。しかしzmさんがA国の配下に加わったことが本当であれば……勝つのは難しいと思ってます。…そこでtntnさんーーいやW国の皆さんもどうか協力してくれないでしょうか、?? 」
pe)「…無茶を言ってるのは分かってます!!………でも、どうしてもzmさんを救ってあげたいんです、!! 」
tn)「…俺の一存で決められることではないけど……是非協力させて欲しいと思ってます。」
rb)「俺もそのつもりや!!」
kr)「本当ですか、!!……ってことはgrさん、??」
gr)「我らが書記長が決めたことに俺はついて行くんだゾ!!」
tn)「grッッ!?!?どうしてここにおるんやッッ!?」
gr)「tntnが危ない目にあったと聞いてな。……zmがそんな事になってるとは思ってもいなかったんだが……」
tn)「……grは本当にええん、??俺の一存で決めても、お前が総統やし、意見を合わせる必要ないんやで、??」
gr)「俺は戦争が大好きだからな!!……それにA国も最近度が過ぎると思っていたんだ。だから全然大丈夫なんだゾ。」
tn)「……他の皆は、??」
gr)「大歓迎だってよ。…今utがzmとA国について調べてくれてる。他の奴らもtrさんから戦闘の心得も教えて貰ってるし。」
tn)「……そこまでして、。」
kr)「……ではN国とW国の同盟を結んでもいいですか、??」
gr)「あぁ、宜しく頼む。」
こうしてA国の宣戦布告に備え各々の準備が始まった。
………、、、。
一方その頃。
《ut side》
カタカタカタカタ
俺は猛烈なスピードでパソコンに打ち込む。
…A国のセキュリティって意外と硬いな、。
これは僕じゃなくてrbrがやることちゃいます??
そんなことを思いながら今度はzmという奴のことについて調べる。
……zmか、。
なんかこの名前既視感あるねんな、、。
…気のせいか、??
そこに違和感を覚えながらも手を進める。
……此奴、N国出身やけどW国に来るまでの情報が一切ないねんな、。
…でも今A国の配下に加わってるってことは、。
この期間はA国にいた可能性が高い。
A国、か。
俺はA国出身。でもいい思い出がないねんな。
あそこはほんまに酷かった。
虐待が多くて子供は何人も飢えて、朽ちていった。
……そんな中で僕が生き残ってたのも奇跡やねんな。
grさんが助けてくれてなかったら今頃ひとりぼっちで泣いていたんやろな、笑
いや、もうとっくのとうに餓死してたか、笑
…ん、??…あれ、??ひとりで、、泣いていた、??
俺はまた違和感を覚える。
……俺、は……ひとりぼっちやった、??
??){…イフリート…可愛い名前やな笑}
??){やから死なんで…??笑 俺もutが話し相手になってくれてるから今頑張れてるんやで、?}
…な、なんやこの記憶……俺は何かを忘れてるんか、??
??){大丈夫や。まだ時間はある。ゆっくり”己の幸せ”を見つけていけばええんや。それがutの人生を大きく変えていくはずや。}
………あッッ!!…いやッッ!!!ちゃうッッ!!!俺はひとりやなかったッッ!!!
短い期間やったけど、俺がgrさんに保護される前。
俺は確かに2人で過ごしていた。
確か名前は…………のぞ、む??
……ッッ!!!
zmとの名前が絶妙にマッチする。
そしてzmはA国にいた期間があった。
…………もしかして、ッッ!!!
俺は急いでインカムをONにして荒々しく叫ぶ。
ut)『緊急ッッ!!!…zmについて新しい情報があるッッ!!……俺は、、僕はッッ
zmを知ってるッッ!!』
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約6600字、お疲れ様でした!!
結構内容詰めてあったと思います笑
そして結構前の伏線回収も今回出来て満足◎
これから物語がどう進んでいくのか良ければ考察してみてください( ᷇࿀ ᷆ )
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡2500
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