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「教室になんでそんなものが?」
「私にも分かりません。しかしゴッドが言っていたアイテムとはこのことかと思われます。」
「それって本物の玉が出るの?」
「いいえ、これと一緒にお手紙があったので読ませていただきます」
といい、健介は手紙を読み始めた
「この銃(ピストル)は本物ではありません。しかしこれを人かロボットに当てると30秒間行動不能になります。しかし玉は1発しかございません。」
「と言う内容です。これでこの武器のことについて分かりましたね?」
「あ、ああ。でもこれが教室にあったってことはそれ以外の教室にもある可能性が高いってことだろ?」
「そういうことになりますね。」
「だったら探しに行こうよ。俺らとお前らで」
「いいですが、お互い3mの間隔を保ちましょう。影を踏まないためにです。止まる際は先に言ってください。分かりましたか?」
「おーけー。」
「いいよー!」
と俺と遥輝が返事をし、健介とかやのとの行動が始まった。
しかし現実はそんなに甘くなく、色んな教室を探しても一向に出てこなかった。
「にしても、全然ないな。」
「ほんとそれなー」
と俺とかやのが会話をしながら教室に入ると、そこには『 Y』と書かれたロボットがいた。
「侵入者発見!侵入者発見!直ちに攻撃態勢に移行し、発射します。」
と言う音声とともにロボットは銃を操縦したが、こちらの方が早かった。
ロボットが打つ前に健介が打っていた。
「よし。これでやつは30秒間動けない。そんでこいつをどうすると思います?高橋さん?」
「え?俺ならこのままここに放置して逃げるけど」
「そんなのだからダメなんです。今ここが何階か分かりますか?」
「え?3階だけど。」
「んーダメージは少なそうですがやりますか」
そういい、健介はロボットを持ち上げ、窓の外に放り投げた。
「お?意外と軽かったですね。人間ぐらいの軽さでした」
「そ、そっか。」
この時俺は思った。こいつも関わっちゃダメなやつだ。なんで俺の周りにはヤバいやつしか居ないんだ。と思った。
「それより高橋さん。見てくださいこれ。」
「ん?御札?」
「また手紙と一緒にあります。」
おれは手紙を読んだ。
「この御札を破ると5分間自分たちの周りの影を無くします。」
「5分間ですか。かなりデカいですね。無駄には出来ません。」
「そうだな。」
俺たちは会話に夢中で気づいていなかった。階段の方で足音がしていたことを。