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SnowMan story

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23

第20話

♥

109

2024年02月23日

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〜ラウールside〜

?「康二!めめ!ラウール!」

向井・目黒・ラウール「………………!」

誰かに呼ばれたような声が聞こえて目を開ける。

ラウール「…どこ?ここ… 」

向井「…真っ暗やな…何も見えへん…」

目黒「…負けたのか…俺たち…」

ルルギアとかいう奴が作った巨大な怪物に負けて…トドメをやられたんだ…

…ってことはここは…闇…?

?「まだ終わってないよ。」

向井・目黒「………………!」

ラウール「…阿部…ちゃん…?」

座ったまま動けなかった俺たちの前に現れたのは…闇に支配されているはずの阿部ちゃんだった。…さっき俺たちの名前を呼んでくれたのも阿部ちゃん…?

阿部「うん。阿部ちゃんだよ。めめ、ラウール、康二。」

俺の質問に答えてくれた阿部ちゃん。

それは闇の阿部ちゃんじゃない…

いつもの優しい阿部ちゃんだ…

阿部「…ごめんね。急に俺が行方不明になってそしたら闇に支配されていて…ショックが大きかったよね…。…本当にごめんね。」

向井「…阿部ちゃん…」

阿部「…けどこれだけは信じてほしい。俺は…いや、俺も佐久間も舘様も闇になんかに負けないから。必ずみんなのところに帰るから。だから待っててほしい。」

目黒「…なんでそれを…」

阿部「…ちゃんと聞こえてきてたよ。みんなの声が。俺たちを呼んでくれている声。だから今も俺たちは無事なんだよ。見た目は闇にされてしまっているけど心はちゃんと生きてる。…これだけ長い時間が経ってしまったけど…」

しっかりした声だけどその表情はどこか悲しそうな阿部ちゃん…

阿部「…でも、ありがとう。めめ、ラウール、康二。」

ラウール「…阿部…ちゃん…。」

優しい声で言葉を出してくれて…そしてやさしい温かい手で俺たちの頭を撫でてくれた。

…本当に阿部ちゃんだと実感して涙が止まらない…。

阿部「…ここは来るところじゃない。早く戻って。」

向井「阿部ちゃんも一緒に…!」

阿部「…今はまだ行けない。けど大丈夫。俺も戻るから。信じてくれるみんなが居るから。だから先に行って待ってて。」

阿部「…ふっかも照も翔太も絶対に渡さない。」

力強い目を向けてくれた阿部ちゃん。

阿部ちゃんも佐久間くんも舘さんもちゃんと生きてる…。もちろん最初から信じていたけどそれが分かって安心した…

向井「行こうか…」

目黒「うん。」

ラウール「うん。」

立ち上がって阿部ちゃんを見たら姿は消えていた…。けど優しく「ありがとう」って言ってくれたような声が聞こえた。



〜目黒side〜

向井・目黒・ラウール「………………!」

ルルギア「………………!」

目を開けるとルルギアの手が俺たちに迫っていて咄嗟に動いて避ける。

ルルギア「…まだ動けるとは驚きましたよ。」

向井「当たり前やろ!」

ラウール「僕達は諦めたりはしないよ!」

目黒「今度こそお前を倒す。」

…あれは夢だったのか分からない…。…けど俺たちが倒れる訳には行かない。…阿部ちゃんも佐久間くんも舘さんもちゃんと生きてるから。…3人の帰る場所を失う訳にはいかない。

ルルギア「頑張りますねぇ…。無駄だと言うことがまだ分かりませんか?」

岩本「…無駄じゃねーよ。」

ルルギア「…なに?」

向井・目黒・ラウール「………………!」

深澤「…なーに勝手にバケモンを作ってくれちゃってんの?」

渡辺「もう許せねーわ!お前らのこと!」

向井「…照兄…」

ラウール「…ふっかさん…」

目黒「…しょっぴー」

ルルギアと話しているところに聞こえてきた声…。

振り返ったらふっかさんと岩本くんとしょっぴーがいた…。

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