コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〜深澤side〜
深澤「…ゔぅ!」
目を開けると真っ黒い空間にいてどんどん下に沈んでいっているのが分かる。
岩本「…ううっ!」
渡辺「…ぐっ!」
近くには照と翔太もいて苦しみながら落ちていく…
…つか、ここの空間めっちゃ苦しいんだけど….。
…なんなんだよ、ここは…。
深澤「…これが…闇か…」
照と敵に襲われて負けたことを思い出した。…きっと俺と照と翔太からも闇を出している。
俺たちは能力者だ。
そんな俺たちの力は奴らにとって相当な強さの闇になるはず…。
そしてそれはとんでもない怪物になって…康二とめめとラウールを…
深澤「…ほんと…最低だな…俺は…ゔぅ!」
自分でやってしまったことに後悔しながらも苦しすぎてもはや諦めていた…
?「なにやってんだ!お前ら!」
深澤・岩本・渡辺「………………!」
?「まだ終わってないでしょ?諦めちゃダメだよ。」
そこに聞こえてきた聞いたことのある声が2つ…
岩本「…佐久間?」
渡辺「…涼太…」
…佐久間と舘さんの声だ。
…けど2人は闇に支配されているはずで…。
2人は優しく微笑みながら落ちていく俺たちに向かって手を差し伸べてくれた。
佐久間「お前らがいなくなったら誰がこの世界を守るんだよ!誰が俺たちの帰る場所を守ってくれるんだよ!」
宮舘「俺たちは信じてるから。6人なら大丈夫だって。」
元気な佐久間の声と落ち着いた舘さんの声…
宮舘「…けどほんとごめん。俺たちが闇に落ちてしまった所為でみんなに心配と迷惑をかけている…。ほんとごめん。」
佐久間「…でも俺も涼太もそして阿部ちゃんもちゃんと帰るから。SnowManに。」
…やっぱり佐久間も舘さんも阿部ちゃんも戦ってくれてるんだな…
信じていてよかった…。
佐久間「ふっか!翔太!」
宮舘「照!」
佐久間・宮舘「行くぞ!」
俺たちは佐久間と舘さんの手を掴んだ。
…3人が闇の中で必死に戦ってんのに俺たちが諦める訳には行けねーよな…
〜岩本side〜
深澤・岩本・渡辺「………………!」
佐久間と舘さんに手を引かれて真っ暗い中なのに光が出てきて…
気がついたら見慣れた天井と俺たちに繋がっている機械…
俺たちは敵にやられて病院に運ばれたのか…
今のは夢…か…
渡辺「…くそ。…何がなにやってんだ!だよ…。分かってるっての…」
翔太が佐久間に言われたことにブツブツ言ってる笑
岩本「…けど…助けられたのは事実だ。佐久間と舘さんと…阿部にも。」
渡辺「…ああ。」
深澤「うん…」
もしかしたら俺たちはあのままずっと苦しみ続けていたかもしれない。
実際俺は諦めてしまっていた…
…そんな俺の目を覚まさせてくれたのが佐久間たちだ。
深澤「…行こうよ。また怒られる。」
ふっかの言葉に頷いて俺たちは病院から出ていった。
今のきっと頑張ってくれてる康二とめめとラウールの所に…
なにより3人が助けてくれたんだからな…