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#性悪聖女
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― 夜の東京・戦闘エリア ―
(黒い影たちと対峙する三人)
(激しい攻防が続く中――)
(突然、異変が起きる)
(影たちの動きが鈍る)
(ざわ……と空気が変わる)
唯我
「……?」
(一点に“異様な気配”が集まる)
(圧迫感。息が詰まるような重圧)
一祟
「……来る……?」
(次の瞬間)
(影たちが一斉に動きを止める)
公太
「……あ?」
(そして――)
(まるで命令を受けたかのように後退)
唯我
「……撤退?」
(影が霧のように消えていく)
(1体、また1体と闇へ溶ける)
(静寂)
公太
「おいおい……終わりかよ?」
(一切の痕跡なし)
一祟
「……消えましたね」
唯我
「……不可解だ」
(冷たい風が吹く)
(不気味な余韻だけが残る)
公太
「チッ……いいとこだったのによ」
― 通信 ―
ジュリー(通信)
「今の戦闘データは記録したわ。一度帰還して」
(3人は無言で頷く)
― ORVAS基地・作戦会議室 ―
(ホログラム起動)
(ジュリーと畑中が待っている)
ジュリー
「お疲れ様。想定外だったけど……収穫は大きいわ」
畑中
「結論から言う」
(ホログラムにエンブレム表示)
《ABYSS》
一祟
「……アビス?」
ジュリー
「数年前から裏で動いていた謎の組織よ」
(資料が展開される)
ジュリー
「最近になって急激に活動が活発化している」
唯我
「……今回の事件の黒幕か」
ジュリー
「可能性は高い」
(ホログラム切り替え)
(影の解析データ)
ジュリー
「そして問題は――」
「“モンスターを作っている”こと」
公太
「は? モンスター?」
畑中
「ああ。あの影……あれがそうだ」
唯我
「……生物ではないな」
一祟
「宇宙人の技術……?」
ジュリー
「そこはまだ不明。でも――」
(映像表示)
黒フードの男
ジュリー
「こいつが幹部の一人。“ゼノス”」
(沈黙)
(唯我の目がわずかに揺れる)
唯我(心の中)
「……この目……どこかで……」
公太
「コイツがボスか?」
畑中
「違う。“幹部の一人”だ」
(空気が重くなる)
唯我
「……つまり」
「俺たちはアジトを探すことになる」
畑中
「その通りだ」
「だが戦闘は極力避けろ」
一祟
「……了解です」
公太
「次は逃がさねぇ」
― 捜索開始 ―
― ブリーフィングルーム ―
(東京の地図)
(赤く点滅するエリア)
ジュリー
「ここが異常エネルギー反応の発生地点」
公太
「ここにアジトがあるってか?」
畑中
「可能性は高い」
唯我
「……手分けするべきだな」
一祟
「目立たない方が良いですね」
ジュリー
「だから――別ルートで調査」
(3ルート表示)
・公太 → 歓楽街
・唯我 → 廃工場
・一祟 → 地下施設
畑中
「無理はするな」
公太
「ビビれってか?」
唯我
「無謀は愚かだ」
公太
「あぁ?」
(一祟が割って入る)
一祟
「はいはい、落ち着いてください」
ジュリー
「慎重に行動して」
(3人、それぞれ出発)
― 各ルート ―
― 歓楽街(公太) ―
(ネオン街)
公太
「こんなとこで何探せってんだよ」
(ホームレスの男)
男
「……影が……連れていく……」
(公太、足を止める)
公太
「今なんつった?」
男
「黒い影が……人をさらう……」
(公太の目が鋭くなる)
― 廃工場(唯我) ―
唯我
「……ここか」
(壊れた監視カメラ)
唯我
「……?」
(背後に気配)
唯我
「……いるな」
(剣に手をかける)
― 地下施設(一祟) ―
一祟
「ここが……反応源」
(扉の奥からうめき声)
「ガタン…」
一祟
「……」
(一祟、通信)
一祟
「地下施設を発見。内部に何かいます」
ジュリー(通信)
「接触は避けて! 増援を送る!」
(一祟、後退)
――その瞬間
「ガシャン!!!」
(扉が破壊される)
(黒い影が飛び出す)
一祟
「――!」