私は音の事が大好きだ。
好きと感じ始めたのは小学生の頃から、
中学の2年の夏に私達は付き合い始めた。
そして時が過ぎて高校生になった
だけれど高校の入学式の2ヶ月前から
彼と会えなく、連絡すら取れなかったのだ。
高校の入学式が終わって周りを見渡すと
音の姿があった。
「音!!」
私が名前を叫ぶと振り向きこちらをみた
走って音の近くに向かう
「音、なんで暫く会ってくれなかったの?」
めんどくさい彼女だと思われてもいい
ただそれだけを聞きたかった。
「だれ?」
音の口が開くと同時にいつもより低い声が
私の耳に聞こえた。
そこからはあまり覚えてない
音のお母さんが、
「音は交通事故に遭ってから
こんな状態なの」
その言葉だけ覚えていた。
明日から楽しい高校生活が始まるのに、
こんなにも苦しい思いになるなんて
思いもしなかった。
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