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次に目が覚めたときには801Sの部屋にいた。
ここまでならまだマシだった……なぜか僕は801Sのベッドで寝かされていた。
9S「!?」
目覚めてすぐに危険を察知した僕はベッドから飛び起き逃げるように扉に手を伸ばした。
開かない…。
嫌な汗が背筋を伝う。
壊れた人形のようにぎこちなく振り返るとそこには僕に手を伸ばす801Sがいた。
801S「どこにいくんですか9S?」
扉が開かない今…実質僕は壁に追い詰められているのと同じだ。
逃げられない。
いくらバンカー勤めで力が弱くてもこんな狭い空間じゃどう足掻いても無理だ…
僕に壁ドンをしてくる801S。
そして僕の首筋に手を伸ばした…と思ったらそのまま首元から服の中に手を突っ込んでくる。
9S「!!?!?」
9S「ちょっと…っ!!!」
僕は必死に801Sの腕を止めようと抵抗する。
801S「メンテナンスですって」
9S「どこがっ!?」
僕が服の中に手を突っ込んだ801Sの左腕を掴み服の中から抜く。
9S「何するんですか!」
僕がそう言うと一瞬静止した801Sだったが急に怒鳴ってきた。
801S「それは僕のセリフですよ!!」
9S「はぁっ!?」
僕が反論しようとすると801Sの右腕が僕の制服のボタンに伸びてきた。
僕は801Sを止めようと腕を掴もうとする。
その時だったさっき僕が掴んだ801Sの左腕が反撃してきて僕の手首を掴んだ。
9S「あっ…」
僕が気を取られているうちに僕の制服のボタンを次々と外していく。
もちろん僕は801Sを止めようとしたよ
けど801Sが片手で僕の両手首を掴み身動きが取れないような体制にされてしまったからもう抵抗のしようもない
壁ドン状態だった僕はいつの間にか床に押し倒されていて801Sが馬乗りしている。
制服がはだけて僕は(上半身)下着だけの状態にされる。
そしてズボンにも手を伸ばしてきたので焦って僕は叫ぶ。
9S「ちょっとっ!本当にやめてくださいっっ!!人呼ぶますよ!?」
一瞬静止したかと思ったら真面目な顔で801Sは言った。
801S「9S…あなたは人なんか呼ぶことができませんよ?」
801S「ポッドは強制スリープにしておきましたしこの部屋は外からは開けられないようになっていますから」
801S「まぁ中からでも僕が開けないと開きませんけどね」
そう言い終えると再びズボンに手を伸ばす。
9S「本当にっ!本当にやめてっっっ!!」
腹部に801Sの手が触れてくすぐったい。
9S「8……801S!!!」
次の瞬間だった。
扉が開いた。
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