さて今日もホスト(彼氏)に逢いに行くのだ
ピロローン
「どちらを指名しますか?」
「五十嵐琉歌でお願いします」
「五十嵐琉歌ですね 硫化〜指名〜」
「1人入りまーす!」
1人入りまーす!
「おー!るんちゃん!来てくれたんだね!」
嬉しそうに尻尾を降っている様に見える
「琉歌の為だから、いつもので」
「テキーラ入りまーす!」
いつも掛け声すごいなぁ、、と思いながら、待つ
「るんちゃんはさ、誕生日いつなの?」
「11月1日 琉歌は、6月1日だったよね」
「そうなんだ!覚えとく!そうだよ〜よく覚えてたね´֊`」
「まぁね、」
「こちらテキーラとなっています、度数が強いので気を付けてお呑み下さい」
「はい ありがとうございます」
「さ、琉歌乾杯しよ」
「うん かんぱーい!」
ザワザワ ザワザワ
「なんかザワザワしてない?」
「ほんとだね、ちょっとるんちゃん待ってて」
ちょっとして、、、、、
「御客様!勝手に入るの御辞め下さい、ロビーを通してから御入り下さい」
「るん!帰るよ!」
「えっ、まみちゃん、」
「御客様これ以上スタッフの言う事を聞かないならば此方も此方で対処しますよ。」
「るん、なんでこんな所に居るのよ!るんはこんな所に来ないでしょ!早く帰るわよ」
そう、この子は私の友達浅川まみ(アサガワ)最近は私の行動に疑っていた 何故なら、男物の香水が強かったから。だから、私がホストにいる事を突き止めたんだろう
「まみちゃん、、ごめん、先に帰ってて」
「なんで!るんはこういう所に来ないでしょ?!私のP活も辞めさせたくせに!るんだけしたい事するの!?」
そうこの子は、P活をしていのだ でもその時は、まだホストに行っていなかった 私がまみちゃんだったら、私もこういうはず。
「ッ、、ごめん」
パシャァ!
その時私の思考は止まった
何故なら、まみちゃんが私が呑んでいたテキーラを私にぶっかけたからだ 私はお酒に強いが一気に呑んだりぶっかけされると酔いは早くまわるだろう。
「御客様、、」
誰だって目の前で人がお酒にぶっかけられていたら、なんも出来ないだろう
その時だった
「御客様、すぐにそのガラスコップを机に置いて下さい。そしてるんちゃんに謝って下さい。 何があったのかホスト俺らには分かりませんが、御辞め下さい」
ホスト1人だけ行動に出た、それは誰か五十嵐琉歌だった
「琉歌、、、」
「るん、、なんでアンタだけこんなに愛されてるの お前だけ、ふざけるな。」
「まみちゃん、、ふざけてないよ、まみちゃんだって愛されていたじゃん、!なんなら私より!まみちゃんがP活をしていた時はまだホストに行ってなかった!やめてって言った時もしてなかった」
「だったら私も辞めさせる。」
「っぇ、まみちゃん、?」
「私だって辞めさせられて、辞めたんだから。るんだけは可笑しい」
「そんな、、」
「御客様すいません、その御話をするなら、御出下さい。他の御客様に御迷惑をお掛けしています。」
琉歌の口からそんな言葉が出るとは思わなかった
「るん行こ」
「まみちゃん 私は絶対に辞めないよ どんなにまみちゃんに言われても 確かに私は言った まみちゃんに何回も何十回もP活やめてって言った、だけど本当に辞めたのはまみちゃん 本当に辞めるか辞めないかは、私次第 私が決める事 だから、まみちゃんは私の人生に入らないで!」
私は今まで自分の思ってる事を言わなかった
だからそんな事を大きな声でまみちゃんに言うのは初めてだった まみちゃんは凄いびっくりした顔だった
「るん取り敢えず帰ろう。」
「わかった、琉歌ありがとうそして、ごめん」
「別に大丈夫だよ。また後でね」
「うん。お金ここに置いとくね」
「うん。」
「1名帰りまーす!」
1名帰りまーす!
続けて他のホストやスタッフが言うのがお決まりらしい
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!