リムられた✌️
〖悲劇のヒロイン〗
【悲劇のヒロインぶるんじゃねぇよ!】
違うッ違うよッ…
僕はわざとヒロインぶってないんだよッ
そんなつもりッ無いのにッ……
なんでッ…
水「あッしょーちゃんッ!」フリフリッ
タッタッタッタッ!
白「んだよッ悲劇のヒロインぶってるやつが近づいてくんな」
水「ぇッ……?」
トタッ
あの日
君にそんな事言われると思わなかった
桜を含んだ風が僕の涙をそっと拭った
水「ごめんッ…」
僕は作っていた君と食べるはずだったサンドイッチを前に置いてその場を去った
桜に憎く巻き込まれるように
水「……」
ポスッ
何張り切ってたんだろ…自分
悲劇のヒロイン……かッ
あ…れッ……
昔にも…言われてたっけ
【悲劇のヒロインぶるんじゃないわよ!気持ち悪いッ!】
あッ……
水「ハヒュッ”!?」
思い出したらダメなのにッ…
息がッ”…出来なくなるのにッ”
息をッ”…整えればッ”…
スーハーってッ”
水「う”…がッ”…は…ぅッ”?」
息ッ”…吸えなッ”…
なんでッ”
水「ふッ”…ぅッ”…カヒュッ”…」
目の前がッ”…ぼやけてッ”…
せめてッ”水ッ”飲まないとッ”
スクッ
フラッ
スタッスタッ
階段だッ”…
気をつけ___
ガタッ”
水「ぁッ…」
ドンッドタドタドタドタッ”
鈍い音が僕の家に鳴り響く
水「ぁ”…ゥ”ッ”…?」
痛く”…ないッ”?
何がッ”…起こったのッ”……?
ピクッピクッ
体がッ”動かないッ”…
手ッ”…おかしいッ”…
このままッ”死ぬのかなッ”……
ボヤッ
水「…ァ”…」
独りッ”…怖いよッ”…
だ”…れかッ”…
手ッ”……握ってッ”……
助けッ”…てッ”…
バタッ
水「……」
数分後
ピーンポン
白「いむ君ッ…?」
俺はいつの間にかいむ君の家の前にいた
連絡もつかんしなんかあったんかな…
白「いむ君ッ…入るでッ”…!」
ガチャッ
白「ッ”!?」
生臭いッ”……
タッタッタッタッ!
白「いむく____」
「えッ”…?」
そこには大量の血と倒れている俺の幼なじみが居た
白「いむ君ッ”!?なぁッ”!返事してやッ”!」
ユサユサッ
水「……」
白「きゅッ…救急車ッ”!」
そこからは驚きと焦りで覚えていない
気づいたら
静かに目をつぶる幼なじみ
僕があの時ッ
水「ごめんッ…」
白「ッ”……」
待って
そう言いたかった、
でも口が上手く動かなかった
もう帰ってしまった
1人で食べる彼が作ったサンドイッチ
そのサンドイッチはいつもより美味しく無かった
あの時ッもしッ
「んだよッ悲劇のヒロインぶってるやつが近づいてくんな」
なんて言わなければッ”
優しく彼の手をゆっくり握ってあげる
白「謝らせてやッ”…」
ボタッ
と彼の手に僕の涙が落ちる
水「……」
パチッ
水「死ねなかったんだ……僕…」
ムクッ
水「あ、初兎さんッ」
白「ッ”…!!」
ギュッッ
水「ぇッ……?」
白「ごめんッ”…ごめんッ……」
水「……もういいよッ…僕が全部悪いんだからッ」
「謝らないでッ……?」
白「そんなのッ…ちゃうに決まっとるやろッ!」
水「えッ……?」
白「〖僕が全部悪い〗ッ?バカ言うなよッ”!」
「なんで全部いむ君のせいになるんッ」
水「それはッ…」
白「俺も悪いやろ!いむ君の事なんもわからへんで!あんな事言ってッ”…」
「いむ君を苦しめてッ…ほんまッ…ごめんッ」
水「ッ”……」ポロッ
「あ……れッ?なんでだろッ…w」ポロポロ
「涙……止まらないなぁッ…」ニコッ
白「良かったッ”…元のッ…いむ君やッ…」
僕の心は闇の霧に覆われていたのに
いつの間にか霧が晴れた気がした
白「良かったぁ”…」ポロポロ
水「……w」
あぁ…これが僕のッ…
導かれた
なんだろうなぁッ……
本当に…
水「心配ッ…かけてごめんねッ…」
そして
水「ありがとうッ……」ニコッ
白「俺もッ…戻ってくれてありがとうッ…」ニコッ
「おかえりッ…」
水「ただいまッ!」
久しぶりの更新!
最近色々大変でした😭
ほんとに申し訳ないです…
卒業も…中学への進級もある…
小6は大変なんすよ…
それじゃあまたね!
コメント
3件
(இдஇ`。) まじで一瞬どうなるかと思ったけど最後幸せそうで良かった… てか春から中学生か!え〜頑張って〜私は関西の方に進学して推し活と学校生活を全力でするんで!今の時期色んな準備あって大変だよね〜頑張って!!!
おぉs