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ep.2
目side
今日は久しぶりのオフ。
「何しようかな、、」
明日も仕事があるから外に行く気にはならないな、
「映画でも見ようかな、」
「何見よう、、?」
結局、何度か見たことのあるお気に入りの映画を観ることにした。
そうとなったら、準備万端にしないとな、、
「昼からビール、?笑」
「炭酸水にするか、、、なんかお菓子、、あ。」
この間の現場で残ってたお菓子があったな、、
「よし、映画観るか!」
・
・
・
何度も見たことのある映画でも、好きだと面白いな、笑
「ゔっ⁉︎」
「げほっごほっ、、」
「ゔ、げほっおえ、げほっ、、 はぁはっ、はぁ」
「え、、、?なに、これ、」
俺が吐いたのは、、綺麗な紫色をした‘花’だった。
とりあえず、近所にある大きな病院に向かった。
〈目黒さーん、診察室へどうぞ〉
コンコン「失礼します。」
〈今日はどうされましたか?〉
「えっと、、、」
家であったことを話した。
そうすると、お医者さんが変なことを聞いて来た。
〈あなた、片想い、してますか?〉
「へ?」
驚きすぎて変な声がでちゃった、
「片想い、、」
〈はい。職業的に言いにくいかもしれませんが、診断をつけるのに必要なんです。〉
「、、、してます、片想い。」
〈そうですか。 これで診断がつきました。〉
〈あなたは、‘嘔吐中枢花被性疾患’通称、‘花吐き病’です。〉
「、、どういう病気なんですか?」
〈恋愛に深く関係するすごく珍しい病気で、症例も数多くありません。〉
「そうなんですか、、治り、ますか?」
〈完治する方法は、‘片想いの相手と結ばれる’ことです。〉
「結ばれる、、もし、結ばれなかった場合は、、、」
〈それが、我々には分からないんです。症例が少なく、完治以外の症例がないんです。〉
「、、この仕事は続けられますか?」
〈お仕事には支障はないと思います。ただ症状がいつでるのか予測がつきません。〉
〈なので、初期の段階で周りに話す方が多いです。〉
「薬は、?」
〈治療薬も現段階では見つかっていません。〉
「そうですか、、」
〈なので、こちらからお話しできるのは、これくらいになってしまいます。〉
〈また何かあれば、お越しください。〉
「はい。 ありがとうございました。」
花吐き病、、
メンバーには言うべきか、、
でも、メンバーに言う=片想いがバレる
それは少し恥ずかしいけど、、迷惑かけるのはもっと嫌だな、
嘔吐中枢花被性疾患
片想いを拗らせた人がなる病気。
花を吐く。
治療薬はない。
治すには想い人と結ばれないといけない。
ーーーーーーーーーーーーーー
新連載始めました、、!
今回のはかなり切ない感じのお話です、、
初めてのパロディなので上手くできてるか不安です笑
けど、なぜか自信があります🙌
みなさんのツボ?にハマれば嬉しいです!笑
たくさんの人に読んでもらえて嬉しいです(フォロワーさんに感謝です🙇♀️)
いいねもコメントも励みです!
ありがとうございます!
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