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朝起きたら片割れと赤い糸で結ばれていた話

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朝起きたら片割れと赤い糸で結ばれていた話

3 - 第3話 Ⅲ_双子にしか分からないこと

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2025年07月04日

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⚠治侑中心(微角侑?)

⚠治が無自覚

⚠エセ関西弁

⚠侑と治の絡みがほぼゼロ

⚠結構長い(約1900字)


それでもいい方はスクロール!














角名視点











「やから!俺と治が赤い糸で繋がってんねん!!」




朝侑に呼び出されて何事かと思ったら、まさかのこんな話。




「好きすぎて幻覚見えちゃってるじゃん」



「ちゃうし!!…いやちゃうくないけど、ほんまに繋がってんねん!」




本人曰く起きたらもうそれは付いていて、触れられないし、自分以外見えないらしい。




あまりにも現実離れした話だが、侑の真剣な表情から嘘でなないことは容易に伝わってくる。




「まあ信じるけどさ…で、なんでそんな悲しそうな顔してるの 」




思っていた反応とは180度違って、いつもの凛々しい眉はたれてしまっている。




「…サムは信じてくれへんかったから」




あぁ、そういうことか



その一言で侑がどれだけ落ち込んでいるか汲み取れる。




好きな相手と運命の糸で結ばれていたらそりゃ誰でもうかれ、喜ぶだろう。



でも、運命だからといって必ずしも結ばれるとは限らない。




尚更侑の想い人は家族で双子の兄弟だ。




好きなのにその思いを伝えなれない辛さ、ましてや運命の人なのに結ばれない悲しみ。



こっちまで悲しくなってくるくらいだ。




「侑、俺でよかったら協力するし相談にものるよ。 」




「すなぁ、ええの?」




「うん」




「ほんま好き、ありがとぉ」




「いいよ、親友だし 」(撫




いつもならこんなこと自分からは言わないが、今回ばかりは可哀想に思えてしまった。




侑もちょっとは元気になってくれたみたいでよかった。
































「角名、聞いてや」




昼休み、もう1人の宮に声をかけられた。


もしかしてあのことか?




「今日ずっとツムがヘンなんやけどぉ〜」



ほら来た



「あ〜、赤い糸のこと?」



「ツムから聞いとった?なんかな『ほんまに見えないん?』とか『いつもと変わらん?』とかずっと聞いてくんねん。ほんまうざったかったわ」



「.. 治はそれ聞いてどう思った?」



「どうって…別にどうも思わんかった。コイツついに脳みそ無くなったんかとは一瞬思ったけども、こういう話ではないやろ?」




治もなかなか洞察力がある方だ。


俺のいつもと違う雰囲気から感じ取ったのだろう。



「うん」



「うーん、まあ彼奴が言ったことが本当だとしても、俺らの関係は双子のまんま変わらんしなぁ。」



「糸があっても無くても変わらないってこと?」



「おん、だってツムと俺やで?」





いや今ドヤるとこあった?


なんでそんなに自信満々なのか意味不明だ。


なにかを確信しているような言い方だったし。




「でもさ、もしかしたら恋人になる運命じゃなくて双子になる運命、もしくは家族の絆的なものかもよ。」




「その可能性もあるなあ、まあ関係あらへんけど」



まただ。



治が何を考えているのかはさっぱりだが、糸が無くてもあっても変わらないということは、切れても関係は保てる自信があるということ?




「じゃあ糸が切れちゃっても?」



「おん、変わらん。俺らはお互いがお互いを1番信用しとるし、結局帰ってくるのもお互いのとこ。心配せんでも侑は俺んとこから離れれんし、離れようともせん。昔っからそうや。 」





いや、怖。



危険な立ち入り禁止区域に足をつっこんでしまったような気分だ。



双子にしか分からなくて、部外者は理解出来ない。



そんな状況されも楽しんでいそう。





よし、もうこの話はおしまいにしよう。





「…あざしたー」



そそくさと教室を出ていく俺の後ろから文句が聞こえてくるが、それは無視。







知らない方が良かったことを知ってしまった。


そんな少しどんよりとした気分を晴らす為に、購買の自販機にあるいちごオレを買いに足をまた動かすのだった。




























まじで終わり方変だ〜😑


そして治くんあんなこと言ってても無自覚ってことは忘れないでください!


あと誤字ってたらごめんなさーい


♡と💬貰えるの超嬉しいです!


ではまた次回👋









NEXT♡300
















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