- 家族 -
【渡辺翔太】
俺の家は 、母親と父親 、そして
年の離れた妹と暮らしていた
母親は夜の、いわゆる 、水商売をして俺たちガキのために学費とかを稼いでくれていた
その対照的に父親は
母さんや 、妹 、 俺にまで
暴力を振るう最低な野郎だった 。
離婚すれば 、済む話 、と誰もが口を揃えて言うだろう 。離婚をしてしまえば 、
近所へ噂が広まる 。ましてこの町は、ド田舎で狭いからな 。
俺たちの、父親はこの近所の政権 、 町の大黒柱の存在 。
離婚なんてしてしまえば 、俺たち1家は 、蔑まれ 、見放されるだろう 。
でも 、
「翔太 、今日泊まってくか?」
幼馴染の涼太、 あいつは俺の事をなんの迷惑もせず、受け入れてくれた 。
あいつの家は暖かくて 、
温度感とか、そうゆうのなのかはわからねーけど、、居場所のように、感じていた 。
そんな日々が過ぎ 、
中二の冬 、父親の企業が…倒産した
そんな訃報を街の奴らが知ったらおおごとになる、っと世間体を気にする父親は俺たちを遠くの誰も寄り付かないような正真正銘のド田舎まで夜逃げをさせた 。父親はというと会社の資料を取りいくとか何やらで俺たちだけをタクシーに乗せ夜逃げさせた 。あまりにも突然の出来事だったため、涼太にも告げず 、町を離れた
月日が流れ
父親とはなぜか夜逃げをした日から連絡が取れず 、音信不通となり、そのド田舎で安心して過ごすことができた 。
そして俺はとあるアイドルオーディションの会場に来ている 。
そこで俺とあいつは出会った
心底嬉しかった 。
心の底からあの時のことを謝りたかったし、、
でも、涼太は何も問わずに
迎え入れてくれた
結局オーディションには落ちたけど、
涼太 、そして 、そのオーディションがきっかけで、とにかく元気な、佐久間 って奴と出会って 、ユニットを組んだ 。
3人で過ごしたあの日々はとても、、
かけがえのないもので 、
俺の ×× を違えたくなかった
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