加納。永瀬さんと天野さんただの殺し屋の狼だな。
善人面してるが考えてない…
消すしかなぁ…
一度警察に戻る…
夏生さんも怖い女だって
加納さんが愚痴ってた
もしや俺達が反対に殺される…
高島優さんの魂…
聞こえた…
人が来る…
夏生さんが降りてきた。黒い着物姿になってた。
車から腕章をかけた俺達。
案の定天野さん達が見えた…奥さまも痩せてた…
俺の顔を観たギラギラした目つき…
律子?夏生と一緒に座りなさい。
はい。あなたも横にいて欲しい…
もう少し待って…
天野奈美子の葬儀こちらですか?…
…
はい。こちらですがどちら様でしょか?…
高島と申します…
俺は名前を聞き取った…
高島?
相手が俺の顔を観た
《血筋をついてきた。親族…だ…》
あとからついてきた女性が黒い着物姿…
愛結?…
《ご無沙汰、高島さんとも私もあなたの仲間よ。永瀬さんと天野さんを殺すの?…》
《いや…今は無理だ…大勢の来客、和尚も来る…君も金色の人狼か?》
《そうよあなたの子供も小学生になったわ…》
《会いたい》
《夜にこない?》
《決着つけたい…》
視線を感じとった愛結、
永瀬さんが見つめてた。
あのやろ…
奥さま?…
この度は御愁傷様でした…
愛結が挨拶してた。
わざわざありがとうございます。
隣の天野が見つめてた相手愛結を見つけた…
《君も人狼だな?…》
無言した。お辞儀をして俺の前を素通りした…
無二無三になってた俺と加納。
きさまら…人間になったな…
化けの皮剥がしてやる!…
怒れ…人間を殺すなら警察は黙ってない!…俺達の心を読み取れない人狼だろ?…
それではこれから和尚様が数珠をお持ちになります…
俺達は赤と黒の数珠を手にかけた…
加納?…
視線を向こうに向けた。
2人、3人の顔つきが変わった。
おば様…夏生?…どうしたの?…
気持ち悪い…
俺もだ…
あなた~!永瀬?…
社長~!
ざわざわと騒ぎ始めた…
和尚が憑かれてますな…
取り除きますか?…奥さま?…
唱えたお経が狼の亡霊を研ぎつぎ、途切れたお経
ウルフ…ハンド…
渇!!
ぎゃあ!!
何かあったの?…
律子…
バタバタ!
あなた~!!
仮死状態で仰向けになってた。
夏生さん!永瀬さん~!
君は?…誰だ?…
私は警察から来た警護を勤めてましたよ…
永瀬?…夏生?…
お嬢さんは死んでます…
夏生~!!
俺は泣いた…和尚のお経で狼を殺したが、半分人間で生身は女の子
優木さん?…
遊離離脱した夏生さんが
抱きついた…
ごめんよ…こうするしかなかった…
加納…
見えてる彼女も泣いてる…
天野の律子さんが夏生~!死んだら駄目だよ!…
和尚が見えた…
彼女は生きてる…
心の臓に手を当てた…
…
眼が動き始めた…
顔に手を当てた…彼女…
いや~!!
狼が…
バシッ!
優木さん?…
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