明後日、私は市原廉さんとお見合いの席で挨拶した。父共に、
市原さんの叔父の市原陸人さんと廉さんも私達に挨拶してくれた。父が今関東地方に行ってるからって言われた。
「美人だろ笑っ」
廉が言うか、
翼君は元気ですか?…
そうあの時の風船部屋に放したら壊れたって泣いてた。
市原陸人、父が席を外した。
「廉良いか」
「万梨子、煙草吸いたいからって」
出ていった。
桜井さん、一回り違いますが甥に良いのかな。
「構わないよ。あの娘だけは幸せにさせたいな」
「廉も彩を亡くしてたから落ち込んでた。翼が未だ赤ん坊の時に亡くなったからな」
「それは?…」
翼が未熟児で産まれたからな
…
「そうか」
TELが鳴り響いた。
はい。市原ですが、
「兄さん笑っ」
「廉の見合いどうなったんだ?…」
あのな。こっちで人が多すぎて、道内に異動させるから、社長取締役お前できるか、
俺が…無理ですよレストランのオーナーもしてるから、
誰かいないか、
「桜井圭介さんどうだ?…」
「彼今常務についてるから」
陸人さんの顔を見た
〃来週に帰るから〃
「了解しましたよお気をつけてお帰りください笑っ」
〃ありがとう廉にも宜しくな〃
「社長が何か?…」
異動してくる人がいるので社長を引き継ぐ人いないかと言ってましたが、私は桜井さんを推薦したいって言いましたが
「私がですか…」
高島屋に話しが進んでます、志摩理事長も会社を合併しましたので。
「中島企業ですか?…」
はい…
《市原陸人様サービスカウンターまでお越しください…お連れ様がお呼びです》
「行きますか」
立ち上がり、
ぐらついた…
桜井さんー!!
「大丈夫ですか?…」
大丈夫だ…
「市原さん、行った方がいい。万梨子には言わないで欲しい」
「分かった」
しばらく休んで立ち上がり、
「お父さんどうしたの?」
「何知り合いに会ったから話してたよ笑っ」
「お付き合いしてって言われた」
綻んだ顔をしてた万梨子、
「食事しないとおさまらないだろ。桜井さん」
「そうしますか」
食事時に
「市原さん、廉さんに社長継がせないのか…」
「あ?私にくるかな」
「そうくるか…」
私は何の事を話してるのか分からず。
「お父さん…」
「廉さんが会社の社長の跡継ぎだよ笑っ」
え?…
「もし結婚してお前社長の嫁さんになる確率あるかもな。市原さん笑っ」
「社長が帰ってきたら話してみますよ」
重荷…
「廉…お前次期社長になる確率ある」
叔父~笑っ
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