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皐月side
あーあ、またやっちまった……。
このチンピラほいほいどうにかなんねぇかなぁ…。
ま、いいや帰ろ。
金髪「あ!あの!」
そういえばもうひとり居たっけ?
皐月『あー、えっと、ダイジョウブ…デスカ?』
金髪「(な、なんでカタコト…!?)あ、あの!助けてくれて…ありがとうございますッ!」
皐月『あー、別に気にしなくても良いっす、邪魔だから邪魔って言っただけっすから…』
何だろ、この金髪くんめっちゃ見てくる……不良怖いから帰りたい…。
皐月『んじゃ、俺はこの辺で……』
金髪「まっ!待ってください!俺楡井秋彦って言います!貴方の名前は!?」
えぇ、急にメモ取り出して名前聞いてきたんだけど……(ドン引き)
皐月『あー、田中健太郎』
楡井「……絶対違いますよね…」
なんで分かんだよ……。
名前聞くまで離れそうにも無いし……
皐月『……はぁ、皐月だ』
苗字だけ名乗ると楡井とやらはパァーっと嬉しそうな顔をして
楡井「皐月さんって言うんですね!!ココ最近夜色んな人助けたりしてませんか!?」
えぇー、何この熱量…こわっ
皐月『人助けって言うか、今回みたいに邪魔だったり、理不尽な事言われてまぁ、何回か…あるけど…』
楡井「やっぱり!今風鈴で話題なんですよ!皐月さんのこと!!」
皐月『よぉーし、楡井君、俺とここで会ったこと内緒な』
楡井「え!?だって皆お礼言いたいって……」
皐月『俺面倒事嫌いだから、だから話すの辞めて』
楡井「……(シュン)分かりました……、でも、また会ってくれますか?」
何この捨てられそうな犬みたいな生き物……
楡井「(ウルウル)」
うぐぅ……
皐月『わかったから!!その目辞めろや…、ったく、基本俺夜散歩してるけどお前は外出んなよ、巻き込まれたくなかったらな』
楡井「また昼間とか逢えたら話に行きますからね!!」
皐月『はいはい、早く帰って寝ろよー』
楡井とやらは嬉しそうにしながら帰って行った……。
風鈴ってこうゆうやつが多いの??
俺もう関わりたくない……。
次の日
in風鈴高校
楡井「あ!おはようございます!桜さん!」
桜「お、おう、なんかお前いつもよりテンション高くね?」
楡井「え″、いや!そ、そんな事無いですよ!?」
蘇芳「そうだねぇ、何かいい事あったのかい楡井くん」
楡井「え、えーっと…」
皐月さんごめんなさい!!俺には隠し通せませんッ!!!