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白🍌☃️
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ーーーーーーーEpisode6 【指先】
外での挨拶?…が終わった後
大富豪おじいちゃんが「そうじゃ!お茶会を開こう!」と言い出した
俺としてはおらふくんを連れて早く帰りたかったけど
肝心のおらふくんが目をキラキラさせながら「お茶会!!」と
楽しそうにするもんだから……
この笑顔を崩すわけにもいかず
渋々お茶会に賛同した………
「オンリー、お茶の用意を頼むよ…そうじゃねぇ、今日は中庭の薔薇が綺麗に咲いておるからあそこで飲もうか」
「かしこまりました。」
大富豪おじいちゃんがそう言うと
オンリーはお茶会の準備のために屋敷の方へと帰っていく
俺的には、おらふくんに近寄る悪い虫が遠ざかるからホッと一安心していたのに…
「あ!オンリー、僕も手伝うよー!!」
おらふくんがそんな奴のことを引き止めた
「え…ですが」
「やって大変やん、あっこから中庭まで距離あるやろ?」
オンリーの背の方が少し高いからか
少し見上げ気味におらふんくんが話している
(…クソッ、俺ももう少し背が高ければッ)
グッと奥歯を噛み締めて
おらふくんとオンリーのやり取りを眺めていると
アイツは俺の方をチラリと見て
『ふふッ』と勝ち誇ったような表情でこちらを見てくる
その表情の憎たらしさと言ったらッ………
それにその後、おらふくんに言った
「……よろしいんですか?…“ご友人”のおんりーさんが」
だぁ〜かぁ〜らぁ〜ッ…ご友人じゃない、恋人だって言ったはずなんだが?!
これは……喧嘩をうられている…確実に売られている
少し前に、ぼんさんとMENに『売られた喧嘩は買うのが礼儀だ』なんて 教えてもらったな…
俺はアイツの言葉を訂正しようと息を吸った
ひと言『恋人ね』と伝えよう
そしたら、くるりと方向を変えたおらふくんが
俺の方を見て
「ふふ、ええよね?おんりー」
「…え゛」
「僕、ちょっと手伝ってくるから、おんりーはおじいちゃんと先に向かっとってな!!」
否定することも肯定することもできないまま
俺の返事を聞く前におらふくんはオンリーと仲良く並んで屋敷の方へ
「ッあーーーおら、ふくんッ!!!」
呼び止めるけど…その声は届いてなくて
ニコニコ笑い合いながら
歩いていく二人の姿をただただ指を咥えて見つめるだけだった…
「……………ぁー、おんりーくん?…その、えっと…ドンマイじゃ」
おじいちゃんからの謎の励まし
俺はその声にギロッと睨み返すことしか出来なかった
(…ひ、ひぃっ…オンリー、おらふくんッ、早く帰ってきてのぉおおお)
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お茶会の準備を手伝ってもらえるとは思ってなかったから
オレの心臓は少し早く脈を打っていた
お湯を沸かして、茶菓子を用意する
人数分のカップを用意しているとおらふくんが食器棚から黄色のカップを一つ取り出したきた
「オンリー、このカップ使ってええ?」
「良いよ、それは誰も使ってないから」
「良かった〜」
ニコッと微笑みながら大事そうにそのカップを抱えるおらふくん
何かそのカップに思い入れでもあるかのように大切にトレーに置いた
「…ずいぶん、大切に扱うねそのカップ」
「え?ぁー…あははッ」
おらふくんは少し照れたように笑って
そんな大事そうにしとった?…とオレに聞いてくる
オレが「うん」と返事をすると
頰を少しピンク色に染めておらふくんはポツリと
「この色は…その、おんりーの色やから…かな笑」
へへへっ…て、くしゃりと笑う幸せそうな笑顔
(………ッ)
単純に羨ましい…そう思うしかなかった
ここに「おんりー」が来た時もそうだったが
当たり前のようにオレの知らないおらふくんの表情が沢山見れるようになった
今だってそうだ
こんな愛おしそうに…この場に居ない彼の事を想って
カップを選び……それを大切に扱う…
「いいな…」
「ん?なにが??」
しまった、思わず声に出てしまった…
「なにがええの??」
おらふくんがお湯を注ぐオレのことを横側から覗き込む
その顔に視線だけチラッと移すと瑠璃色の丸い瞳の奥が
「何かあったの?」と話しかけて来た
「………おんりーが羨ましいなって…」
お湯を注ぐ手を留めて
らしくないと思いながらも…オレは、ぽそっと呟いた
「おんりーが???」
「今、この場にいないのに…カップ一つを丁寧に選んで貰えて、それも大切そうに扱って……愛されてていいなってね」
オレが言い終わる頃には
おらふくんの顔はポポポッと火が出てくるんじゃないか?ってくらい
赤くなってて思わずクスクスと笑ってしまった
「ッちょ、オ、オンリー何笑ってんの!!」
「いや、あまりにも反応が可愛いから…つい笑」
「も、もう!!か、可愛いとか…からかわんとってよ!!」
「あははは…ごめん、ごめん笑」
プンスカ、プンスカと頭から湯気が出てそうな勢いで
おらふくんは頰を膨らませて「も〜!!」と怒っている
けど、この怒り方はきっと照れてるだけなんだろうな
やっぱり、分かり易いや…おらふくんって
「さ、残りの準備をしよう…おらふくん、フルーツ切ってもらってもいい?」
「ん?フルーツ…ええよ〜」
まな板と包丁を取り出して
フルーツをいくつか並べた
おらふくんはコレくらいやったら僕でもできるわ〜と言って
ストンっ…ストンっと手際よくカットしていく
その様子を見ながら盛り付けるお皿を取りに食器棚に向かう
あのくらいの量なら…このガラス皿でいいかな
皿を取り出しておらふくんの元に戻ろうとした時
「ッーーいたッ!!」
カシャンッ…ーーー
包丁がステンレスの台に落ちる音がした
振り返ると指先を押さえて眉間にシワを寄せ痛みを我慢している
おらふくんの姿が目に入った
「おらふくん!!」
「あ、オンリーごめんっ、」
「どうしたの!?指切ったの?!」
「多分…痛みがあって直ぐに握ったから…どうなってるか分からん」
「見せて!!」
おらふくんの握った手のひらを離してもらい
見せてもらった指はスッーと薄く切れた線が入っていて
そこまでは深くは無くてホッと胸を撫で下ろした
「あ、意外と深くないんかな??」
「でも、切った事にかわりはないから…待ってて今救急箱取ってくる」
「え!そんな、ええよ!!こんなん、舐めてたら治るやろ??」
「いや、でも…」
「大丈夫やって〜」
ほら…ーー
そう言うとおらふくんは切ったその指を
パクッと加えて、ヂュッ…くちゅ…と吸って舌で舐め取る
「んッ……ふ」
ただ、指を舐めているだけなのに…なんでこうも……ッーーー
鼻から抜ける甘い声を出しながら
目を細めるその姿に…
(…目が離せないッ)
暫くすると…チュポン…と音をたてて
おらふくんは指先を取り出した
「ッーーーー」
「…ンッ…はぁ、…あ、ほら…ね?オンリー止まったやろ?」
指先はおらふくんの唾液でまだ少し濡れているから
それをティッシュで拭こうとするおらふくん…
キュッと力を入れて拭いたせいかジュワッと傷口が赤く滲んだ
「あ、まだやったみたい…もうちょい舐めとこうかなぁ〜」
またその指をおらふくんは口の中に入れようとするから
オレは思わずその手を握って制止した
「…ん?オンリー??」
心臓の音がさっきより一段と早くうるさくなるッ…
「………ッおらふくん」
自分でもわかるくらい、熱のこもった声が出るッーーー
「どうしたん??」
自分がどんな事をしたか知らない無垢な表情で
オレを見つめてくるこの瞳
「……あんな、舐め方じゃ駄目だよ」
「えっ…オンリッ!?ーーーッ!!!」
おらふくんの驚く声…
それを無視してオレは怪我をしたおらふくんの指先を口の中に運んだ…
そこから…記憶が曖昧だ…ーーー断片的に覚えているのは
おらふくんの官能的で可愛らしい声とオレ自身の欲望の声だけ…
きっかけは些細なこと
でも、オレのスイッチを押すのには十分すぎたんだ……ッ
ーーアイツしか知らない…おらふくんの顔が…声がもっと見たいーー
ーーーーーーーー
ガタッ…
「ッぁ、ちょっ、オンリッ…」
くちゅ…ちゅっ…
「…あか…っんて…汚いッ…かッ…んんッ」
ヂュッ…ちゅるッ…ーーー
「はぁっ…も、ち、とまっ…んんッ…てるからぁッ…」
くちゃ…と口を開けてオンリーは僕の指を抜き取った
(あぁ…やっと、やめてくれた…)と思ってホッとしていたら
そのまま、指をなぞるように舌を這わせて
手のひら…手首の辺りまで…ベロリッーと舐めあげてきたオンリー…
「ッひゃっ…」
「…んんッ…おらふ…くん」
オンリーの瞳はギラッと深い深紅に染まっていて
思わず心臓がドキッと跳ねる…
手首や手のひらにあった舌は
そこを堪能したあと…僕の首筋にベロリ…とやってきた…
「ッんんーーッ、オンッ…リッ…やめ…ッはぁっ…んッ」
「…かわいっ」
僕の口から出てくるのはッ…夜の…あの時の…あの声ッーーー
(…おんりーとえっちしてる時の…声がッ…でちゃうッ)
僕は…この声を止めたいのに…止めることが出来なくて
「ッ…だっ…ぁっ…ンッ…そこはッ…ぁッ…あっ」
喉をカプッ…と甘噛みされたりーー
反対側の首筋にも舌を這わされて…
ただ、ただ、オンリーから与えられる今まで感じたことの無い
甘い痺れを受け止めることしか出来なかった…
「…ォンリィッ…だめッ…あっ、まッ…んんッぁっ」
そんな、オンリーはうわ言のように…
「もっと…もっと…その可愛い口から…その可愛い声を聞きたいッ」
って…僕の耳元で壊れたように囁くんよ…
「ッ…はぁッー…はぁ、おらふくッ…ん…」
「…ッオン…リッ…あかんッて…おちつッーーーんんぅッ!!!」
首筋にキスを…ちゅっ…と、一つ落としてから
オンリーは僕の頭の後ろに手を回して
グイッと自分の方に僕の顔を近づけて…
そのまま唇を奪い取るように
がぶりと喰らいつかれた…ーーー
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