em :「はぁッ…はぁッ…遅れてすみません、」
shp :「ぁ…エミさん。」
ci :「ごめんな〜!俺らのせいでッ!」
em :「ぁ…いえ…全然気にしてないので、、」
二人が仲直りできて良かったし。
tn :「今この場に居ないグルッペンとゾムとロボロとナカムはもうシャオロンの元に行った。
残った俺たちには違う任務を団長から指示された。それが…
シャオロンのことを思い出してないやつは
今すぐ思い出せ……。」
em :「ッッ……!」
ut :「思い出せって言われてもなぁ…ポリポリッ」
shp :「ぁのッ…俺らは思い出したんでッ…
シャオさんのとこ行ってもええっすか、、?」
tn :「………。
おん…、、ええよ。……」
ci :「やった!トントンありがとッ!」
shp :「ナカムさんが付けたGPSハッキングしたから大丈夫や…。すぐ追いつくッ…」
ci :「…じゃ行くぞッ……。」
tn :「……思い出してないやつはここでじっくり考えるんやな…。
行くぞコネシマ。」
kn :「おん!」
・・・
みんなが去った後
残ったのは私と大先生だけ…。
ut :「エーミール?…なんか思い出した?」
em :「いぇ…全く、、。」
ut :「俺もなーんも覚えてないねん…。
はぁ…だっるいわぁ……カチッ」
大先生はそう言いながら煙草に火を付けた。
ut :「大体シャオロンって誰やねん…」
em :「ッッ…。」
なんだかその言葉が重くずっしりと感じた。
ut :「思い出せって言われても…忘れてしまったもんは思い出されへんやろ……。」
em :「…そ、ぅですよね…。」
大先生の言ってることは間違いじゃない。
忘れてしまったことを思い出すことは不可能に近い。
でも
なんでだろうか…?
ものすごい罪悪感が私を襲う……。
ut :「…?エーミール?”大丈夫”か?」
em :「ッッ…、、。…」
大丈夫
この言葉にいつも引っ掛かる。
そういえば昔…
私に言い聞かせるように”大丈夫”って言ってくれている人が居たよう気がする…。
でも
肝心のその人が思い出せない。
em :「ッッ………、、。なんでッ…」
いつも
いつも私はこうだ。
肝心なことを思い出せない…
自分の無能さに嫌気がさす。
ut :「………
そういや昔、俺とお前と3人で飯食いにいったよな。…」
em :「……3人…?」
ut :「ゾムが居らへんからって安心してたら、アイツが食害してきてビビったよなぁw」
em :「………ッ…」
ut :「まぁ、ゾムみたいにしつこくはなかったのが救いやなww……。」
ut :「それに、他にも3人でよく飯食いに行ったよなぁ…
アイツ少食やから、店選ぶのも一苦労やったわ
エーミールに押し付けたけどww」
em :「………飯……ッ…3人で…、、。」
ut :「………
他にも、3人だけで500人の敵倒したよなw
ほぼ、お前とアイツが殺ってくれたけど…」
em :「ッ……!」
ut :「やばいやろッ…はぁはぁっ…
あと何人?」
em :「あと…300人程度かと……ッッ。」
「ぅえ〜ッ…。めっんど……ッ!。」
em :「まぁ…頑張りましょう!」
あの日は特別やった。
裏方の私と大先生が戦闘に慣れるためにあの人と一緒に試しに戦っていた。
でも
運悪く、敵が思った以上にの人数で
仲間がたくさん殺られてしまった…。
流石にあの時は死んだと思った………
ut :「ぁ”〜ッ…今日が命日や。二人とも…
煙草でも吸って死のうぜ?」
em :「………ッ…大先生、、。」
「いやや!死んでもここが命日なんか、いややわ!」
ut :「んなこと言ったってなぁ~…。」
「……ッ…くそっ、、。アイツらッ…、、俺たちは3人しか居らんのにッッ…
寄ってたかってッッ……。」
em :「………、、。」
「エミさんッッ!大先生連れて逃げてッ!」
ut :「ッッ!?」
em :「ぇ”ッッ、、何を言って」
「俺一人で十分やッッ…。早く逃げてッッ!邪魔やから…!一人の方が捗るわッッ!」
em :「ッ………分かりました、、。」
そう言い、あの人は敵陣営に突っ込んだ。
ut :「さてと、、エーミール…行くか。」
em :「……?どこへ、、。」
ut :「分かってねーな…。あんなの俺たちを助ける為に行ったんだよ…、、。
一人で死なせてたまるかよ…
足手纏いになっても一人にはしねーよ。ダッ」
em :「大先生ッ!私も行きますッ…ダッ」
・・・
ut :「はぁ〜〜〜〜ッッ…………。
やったッ…!勝ったで〜〜〜ッッ……!!」
em :「良かった…ッッ…。」
「な…んで、、お前らッ…
逃げろって言ったのにッッ……!」
ut :「も〜…嫌辛抱なんやからッッ…!
お前のこと見捨てるアホがどこに居るねん」
em :「そうですよ。…
無理しすぎないでくださいね。
シャオロンさん………」
em :「ぁ……ッッ…ポロッ」
ut :「………、、思い出したん?」
em :「はぃ…ッッ……。」
ut :「じゃ、トントンからコンパスは貰っとるから…
シャオちゃんのこと助けに行き。」
em :「はぃッッ!ダッ」
早く…ッ。
会って…助けないとッッ…
分かってる。
俺なんかの言葉でシャオロンさんが響くわけないけど…ッ。
俺はあの人に
感謝しきれないくらい助けられたからッッ…。
em :「今度は俺が助けないと…。」
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コメント
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このお話本当に好きで続きが出て嬉しいです! ちなみに指のほうは大丈夫ですか?、無理しないようにしてくださいね? 応援してます!