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「ち,ちが…」
と小さく呟き,どこかへ行ってしまった。
sha「ビビらせたんとちゃう?w」
そう言って笑う者
ci「初めて見る人やなぁ」
と,興味津々な者
反応は様々だったが,俺だけは違った
「嫌われ,た…?」
心の底からそう思った。
「ゾム様」
後ろから声がした。
また笑われるのかと思ったが,あいつらは俺を様付けしない。
振り返ると,そこにはタッパーに料理を盛り付けたものをもっている“料理長“だった。
「…なんや」
殺気まみれな感情を向ける
「ゆう様に,これを届けてほしいです。
彼女はまだ夕食を食べていないので,このままでは栄養失調で倒れてしまいます。」
あーぁ,と可哀想だと思う声を出す。
わざとらしい,と思いながらも
その届け物を受け取る。
行ってくるわ,と言って俺は床を蹴り出した。
gr「ご飯が冷めてしまうな,
先にいただくとしようか,諸君」
『…ッ,』
ビビり散らかした。
すごく見られて,正直震え上がった…
ご飯,食べそびれちゃったな…と思いながら
部屋の窓を開ける。
今日は月が出ており,星がよく見える。
こんな私には似合わないほどに,キラキラを輝いていた。
最初の頃は,自分の仕事に罪悪感を持った。
だから,優しく寄り添って
自白剤などを飲ませてこなしていた。
だけど,いつからだろう。
痛みを感じなくなったのは。
ここを飛び降りたら,この疑問は消えるのだろうか
私は,自分の感情が壊れていると思う。
だからこそ怖い
いつか,仲間を殺せと言われても
躊躇なく殺ってしまいそうで。
だから殺せない。
死を味会わせる感覚を覚えてしまったら
後戻りできないから。
私は星に,手を伸ばした。
zm「ッ…!ぁ,ぶねェ!」
後ろから手を握られた。
驚きながらも,後ろを振り返ると
ゾムさんが至近距離にいた。