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番外編

第28話 - 番外編10 『疲れてる主様にかける言葉』 After story

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2025年06月08日

#悪魔執事と黒い猫

#全員集合

#番外編だよ

ぷち

番外編10 『疲れてる主様にかける言葉』

After story

この前は執事達に癒しの言葉を貰ったので今回は主である私が執事達に言葉をかけます。

ではいってみよ❤︎

💮

『ハナマル。』

『ん？どうした？主様。』

『いつもありがとう。』

『えっ。』

『ハナマルはお酒に飲んだくれたり、仕事サボってユーハンに怒られたりしてるけど、本当は優しくてかっこよくて強いこと分かってるから。子供達にも優しく接するハナマルの笑顔が好きだよ。だから、これからも傍に居てね。』

『っ…///どうしたんだよ急に…照れるだろ…っ。』

『ふふ、この間のお礼です。』

『お仕置きの間違いだよ…っ。』

🕯

『ミヤジ。』

『ん？どうしたのかな？主様。』

『ミヤジは誰にでも優しくて、子供達にも同じ目線で接して天使狩りでも悪魔の力で言葉が悪くなってもちゃんと私のことを気遣って守ってくれてること私は知ってるよ。強くて優しくてかっこいいミヤジの姿ちゃんと見てるからね。』

『主様…。ふふ、ありがとう。主様にそう言って貰えるととても嬉しいよ。』

『喜んでくれて良かった。』

🍷

『ルカス。』

『どうかされましたか？』

『ルカスが本当は優しいってこと私はちゃんと分かってるからね。冷徹とか言われてるけど、ルカスハルカスの考えで人を救ってるってこと私はちゃんと分かってる。ミヤジとの過去の件もそう。私はどちらの味方もできないけど、ルカスの気持ち、ちゃんとわかってるからね。』

『主様…。急にそんなこと言われると照れてしまいますね。ミヤジとの蟠りが解けたのは主様のおかげですよ。』

『ふふ、私は何もしてないよ。』

🐾

『ベレン。』

『ん？どうしたの？』

『ベレンはみんなと違うって思ってるかもしれないけど、そんなことないよ。2000年の目覚めから覚めて混乱するのは無理もないんだからね。甘えていいんだよ。みんなや私に。強くなるのはその後でいい。まずはみんなに甘えなきゃ。ベレンが私を甘やかしてくれるように私がベレンを甘やかしてあげる。』

『…主様にそんなこと言われるなんて…お兄さんとしては照れくさいな。ふふ。』

『いつもはお兄さんだもんね。』

『ふふ、主様にはかなわないなぁ。』

🫖

『ベリアン。』

『いかが致しましたか？主様。』

『ベリアンはいつもみんなの為に行動してくれてるよね、みんなのお手本になる為に日々努力してること私知ってるよ。執事のマナー指導も優しく教えてるし、丁寧な言葉遣いで凄くいいなって思ってる。私が言うのもなんだけど…無理しないでね。ベリアンが私によく言ってくれてるけど、ベリアンも無理しちゃダメだよ。』

『主様…。ありがとうございます。主様に言われたら素直になってしまいますね。』

『ふふ、今日はちゃんと寝なきゃダメだよ。』

『…すみません(^^)』

✝️

『ハウレス。』

『いかがしましたか、主様。』

『ハウレスは若手執事のリーダーでみんなの為に鍛錬のメニューを一人一人考えてること私知ってるよ。わざと厳しくする理由も。自分のせいで命を落とすことになるのが嫌だからだよね。でも、そんなことないよ。ハウレスのことみんな信頼してるから後輩の執事も着いてきてくれるんだよ。だから、ハウレスは今のままで大丈夫。執事としても男性としてもかっこいいから。…トリシアさんのこともそう。トリシアさんに相応しいお兄ちゃんだよ。ハウレスは。だから自信持ってね。』

『主様…。っ…。ありがとうございます。そんな風に言って頂けるなんて…。』

『ふふ、これからもよろしくね。』

🦋

『フェネス。』

『どうしましたか？主様。』

『フェネスは同室で同い年のハウレスとボスキと比べてるみたいだけど、そんな事ないからね。フェネスは強くてかっこよくてみんなが知らないようなことをなんでも知っててみんなもフェネスのこと頼りにしてるんだよ。もちろん私も。フェネスは弱くない。頼りなくなんてない。強くて知的で力持ちでかっこいいって私は思ってるから。』

『…主様――。』

『だから自信持ってね。フェネス。』

『っ、はい…っ。ありがとうございます…っ。』

🦾

『ボスキ。』

『ん？どうした？主様。』

『ボスキはサボりがちだしよく寝てるしだらしない所もあるけど、実はちゃんと頑張ってること知ってるよ。負けず嫌いで模擬戦の時の横顔…私かっこいいなって思ってるんだ。右目がなくても、右手が義手でも、私はこの手が大好きだよ。私を守ってくれる…この暖かい手が私は好きだよ。悪魔化する前もそう。私のことちゃんと護ってくれたよ。悪魔化してもちゃんと私のことを守ってくれた。ありがとう。ボスキ。』

『…っ、ありがとな。主様。』

『ふふ、どういたしまして。』

‎🤍

『シロ。』

『お前か。どうした？』

『シロは素っ気ないけど、私のことちゃんと見てること知ってるからね。素っ気ないその態度の中に優しさを秘めてる。みんなもシロのことをちゃんと理解してくれてるよ。あの時だってそう。私のことを守ろうとしてくれた。すごく嬉しかった。これからもシロの主として頑張るからね。』

『……あぁ。いい心掛けだ。』

『ふふっ。』

（照れてる。可愛い。）

☂️

『ユーハン。』

『いかがなさいましたか？主様。』

『ユーハンはいつも私に献身的に尽くしてくれてるよね、私が命の恩人だって。でもそんな事ないんだよ。みんなの方が命の恩人だよ。みんなは私のことをいつも守って、助けてくれる。ユーハンもその1人なの。今となってはみんなが私の恩人なんだよ。だから、ユーハン。ユーハンを助けたのは当たり前なんだよ。失いたくない大事な人だから。だからこれからも…私の傍にいて欲しい。』

『…はい。かしこまりました。主様。』

『ふふ。』

🗝

『ナック。』

『主様、どうしましたか？』

『ナックは自分のこと綺麗じゃないって思ってるかもしれないけどそんなことないの。もう…過去に囚われなくていいんだよ。過去のナックも、今のナックも私は受け入れる。もう苦しまなくていいの。私がその辛さごと受け入れるから。いつも私のために夜の見回りしてくれてありがとう。』

『っ、主様…。』

私はナックを抱き締める。

『もう我慢しなくていいからね。ナックは穢れてなんかない。私が全部受け止める。』

『っ、はい…っ。』

🧸

『テディ。』

『主様！どうされましたか？』

『テディはいつも明るく振舞ってて私もその笑顔に元気を貰ってるよ。努力家で強くなろうと毎日必死に頑張ってる事私は知ってるからね。でもね、無理はしないでね。頑張ってることを知ってるからこそ、無理して欲しくないの。テディは今のままでも充分強いのは私分かってるよ。それ以上に強くなろうと努力してることも。無理したら倒れちゃうからね。その時は私が笑顔にしてラッキーを分けてあげるから。』

『主様……。はい！ありがとうございます！俺頑張ります！』

『うん。応援してるよ。』

❤️‍🩹

『ラト。』

『おや、主様。どうしましたか。』

『私、ラトを置いてどこかに行ったりしないからね。皆の主様である以上、私はどこにも行かない。ラトの傍から離れない。私もみんなも…ラトを1人にしないから。いつも守ってくれてありがとね。ラト。過去のことは簡単に消えないかもしれない。傷も痛みも簡単には癒えない。でも、代わりに私は約束する。ラトを置いて、消えたりしないよ。』

『主様…。はい。約束ですよ。』

『うん。もちろん。』

⭐️

『ラムリ。』

『主様！どうしましたか？』

『ラムリはいつも元気で私に笑顔をくれるよね。無邪気な笑顔にいつも救われてるよ。私が落ち込んでる時も色々考えてくれて笑顔にさせてくれるし、星を見せてくれたり、チェスで遊んでくれたり、ラムリの無邪気で可愛い笑顔にいつも助けて貰ってるよ。いつもありがとう。元気な笑顔で私を元気にさせてくれて。』

『主様…はいっ！ありがとうございますっ！』

『これからもよろしくね。』

🌹

『アモン。』

『どうしたっすか？主様。』

『アモンはいつも私に綺麗なバラをくれるよね。大切に育てたアモンの薔薇…すごく綺麗だよ。花に対して優しく接して育ててる横顔私好きなんだよね。いつも私の事ドキドキさせてくるけど、花に対してもそう。敬意を持って育ててる。アモンが私にしてくれるようにね。アモンは弱くなんてない。私のことを守ってくれる強い執事だよ。』

『っ……ずるいっすよ主様…俺褒められるの慣れてないのに…』

『ふふ、いつもの仕返し〜』

『してやられたっすね。』

⚔️

『バスティン。』

『ん、どうした、主様。』

『バスティンは弱くなんてないよ。いつも真剣に模擬戦をして、強くなろうと必死に努力してる。強くなるために色々頑張ってきたんだよね。バスティンが弱いからジェシカさんは亡くなったんじゃない。ジェシカさんがバスティンを守りたかったから。私はそう思う。バスティンに生きて欲しいから。弱いからじゃない。バスティンは強いの。ジェシカさんも、バスティンのこと見守ってるよ。』

『…っ。主様…。ありがとう…。』

『うん。…もう泣かないで。独りじゃないから。』

🍳

『ロノ。』

『主様？どうしました？』

『いつも美味しいご飯をありがとう。私のために早起きしてくれてる事知ってるよ。眠いのにありがとう。ロノも負けず嫌いでよくバスティンと模擬戦して強くなろうと日々頑張って努力してるの私はちゃんと見てるよ。ロノがいつかハウレスや他の執事よりも強くなるってこと私信じてるよ。応援してるからね。』

『主様…。へへ、ありがとうございます！』

『いつもありがとね。』

🪡

『フルーレ。』

『どうされましたか？主様。』

『フルーレの作る衣装私大好きなんだ。フルーレの洋服が好きだって言う気持ちがすごく伝わってくるの。依頼の度に洋服を作ってくれて…いつも最高の衣装を作ってくれて、服を作るってだけでも大変なのにデザインも考えてくれて…。いつも私やみんなのために素敵な服をありがとう。フルーレ。』