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ギャルが謎を解きます

1 - 渋谷のギャル探偵

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2024年11月10日

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渋谷の208の下に探偵事務所がある。女性が真紀の事務所に来た。

「彼氏の家に行ったら亡くなっていて…。」

「何時に彼氏の家に行ったの?」

「1時5分です。」

真紀は続けて聞く。

「一戸建て?」

「マンションです。」

女性は涙目で答えた。

「此処が彼氏の部屋?」

 「はい。」 

真紀は辺りを見渡して調べる。

「ダイニングメッセージじゃん。」床にはダイニングメッセージが書いてあった。

「アルファベットですね。」

「KROOSEARAT…。」

「何かのブランド?」

「わかった!」真紀はダイニングメッセージを並び直して紙に書いた。

「殺された…。」

「あんたの彼氏は誰かと揉めて殺されたんだ。」

「そう言えば最近よそよそしくて…。」女性は何かを思い出すかのように言った。

「誰か彼氏の知り合いいる?」

真紀が尋問した。

「借金したとか言ってたような…。」

「なるほどね。」二人はマンションを出た。

「私明日仕事なので。」

「りー!わかったら連絡するわ。」女性はお辞儀をして駅に向かった。

真紀は怪しい人物を見てないか聞き込みをしに行行った。

「この辺りで怪しい人物見ませんでしたか?」

「あー昨日だったかな背の高い女性を見たよ。」

「服装覚えてませんか?」

「赤いセーターを着ていたね。」

「ありがとうございました。」

真紀はお礼を言いまた辺りを探った。

「お前何してんの?」

「優弥!依頼人に頼まれて捜査してるのよ。」

「何の?」優弥は聞いた。

「あるマンションで殺人事件があってね依頼人の彼氏が殺されたの。」

「俺らもその事件を追ってる。」

「被害者の名前は?」真紀は可愛げに聞いた。

「被害者は矢野博幸26歳だ。」

「赤いセーターの女の名前わかる?」

「荻山楓23歳。」

「聞き込みに行くよ。」

真紀は優弥の腕を引っ張った。

「こんにちは。」

「はい。」可憐な女性が出てきた。

「あたし探偵コイツは刑事。」

「何でしょうか?」

「あなた昼何処で何をしてましたか?」

「ランチに行ってました。」

「その時何色の服着てた?」

真紀が問い詰める。

「ピンクです…。」

「コイツ…。」優弥が写真を見た。

「どした?」

「間違えない!」優弥は言葉を詰まらせる

「あんた嘘ついてるっしょ1時にさ男性のマンションに行ったっしょ。」

女性はシラを切りながら笑う。

「初対面なのに何なの?」

「正直に言ってください。」

女性は正直を変えて俯いた。

「あんた男性と金銭トラブルで揉めたっしょ。」 

「はい矢野さんはお金の要求が酷かった…。」

「頼むよな?返すからさ。」

「返さない癖に!」

「それでかっとなって殺したんだ。」

「矢野さんは社内で有名なギャンブラーで社長も困っていました…。」女性はグッとスカートを掴んだ。

「3時4分殺人罪で逮捕する。」

優弥は手錠をかけた。

翌日真紀は依頼人の女性に電車をした。

「犯人は彼氏の会社の同期だったよ。」

「動機はやはり…。」

「金銭トラブルだったあんた良い男捕まえて女性になりなよ。」

「はい。」女性は電話を切った。

「お前俺で良いの?」優弥が優しく聞く。

「警察と探偵は相性良いじゃん。」真紀はにこやかに答えた。

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