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コメント
1件
うわ、これ序章からすごく引き込まれた…!「自分が死ぬ側」って気づくまでの焦燥感がリアルで、時間が3日しかないっていう絶望感も相まって読んでて手に汗握ったよ。しかも真壁なのかの「味方は私だけ」ってセリフが逆に不気味で…本当に味方なのか怪しいよね。ラストの「妹を助けなきゃ」で一気に主人公の動機が深まって、続きが気になりすぎる!
【資料1】
20xx年12月25日、号外
『東京都、八方研究所から6名の変死体発見!』
今日午前2時ごろ、東京都小針市八方研究所から通報があり
警察が駆けつけたところ、研究所内から5名に変死体が発見された
通報者の真壁なのかさんは 「全て私がやりました」と発言しており
警察は捜査を続けています。
『序章 八方研究所』
【事件発生3日前 八方研究所】
?「………」
?「…は」
腰が痛い、また硬いソファーで寝てしまった
茅「…ここは?」
俺はぼやけた視界で辺りを見回す
…あれ、事務所の待合室じゃない。
?「あっ、起きたのね。カコ君」
うわっ…すごいお姉さん…
白衣を着た眼鏡のロング髪お姉さんが目の前に立っていた
茅「…誰?しかもカコって…俺は…」
?「…薬の副作用かしら…」
薬の副作用?
?「あのね、貴方は茅蜩カコ。ここ、八方研究所の研究員の一人よ」
茅「………は?」
?「鏡をご覧なさい」
茅「…」
お姉さんが差し出してきた鏡には
目にクマができ、幼さの残る顔をしている
そして白衣を着ており、首からぶら下げている社員証?には
「ヒグラシ カコ」、そう書いている
?「どう?わかった?」
茅「…え…っと」
?「今は状況が掴めなくてもいいわ。ただこれだけは覚えていて」
?「私以外に5人の研究者がいるけど、誰も信じないで」
?「味方は私だけだから。」
【数10分後】
茅「う〜ん………」
まだ状況が掴めない
さっきのお姉さんは真壁なのかと言うらしく、少し前にこの部屋を出て行った
…少しずつ状況を整理していくか
俺の本名は響名真冬、記者をやっている30代独身…のはずなんだけど
何故か今は茅蜩カコという20代の研究者になっている
しかもここは八方研究所…確かあの事件の…
『八方研究所変死体事件』、クリスマスに起こった未解決事件だ
一応、犯人候補はいたものの証拠不十分で捕まらず
八方研究所は心霊スポットとして有名に…だとしたらなんでまだ…
俺は部屋を隅々見渡す
そして一つのカレンダーを見つけた
茅「…今日は、12月22日っぽいな…」
てことは…あと3日後には…
あれ?俺、結構やばくないか?
報道によると事件で死んだのは6人、生き残りはさっきのお姉さん真壁なのかのみだ
だとすると俺は…茅蜩カコは……
あと…あと3日。
時間はある、事件を止めよう。
そして…生き残って元の体に戻ろう、そして…そして…
…
…
妹を、助けなきゃ
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