TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

通報‪✕‬ この作品には以下のものが含まれます。

ㅇ小スカ表現

ㅇR表現

苦手な人は自己防衛お願いします( .ˬ.)”

それでも大丈夫な人のみゆっくりしていってね!( *¯ ꒳¯*)

※誤字脱字があるかもしれません



~ 紫side ~

橙「 なぁ..、本当に大丈夫なん..? 」

紫「 大丈夫だってばぁ .. !! 」

最近の俺たちのブームは、夜の映画鑑賞。

ラブコメとか、ファンタジーとか、アニメ系とか…、  色々見てきた。

でも今日は、俺の苦手なホラーにチャレンジする。

橙くんが心配してるのをよそに、俺は映画を再生した。

橙「 怖くて夜寝れんくても知らんからな … !? 」

紫「 大丈夫だもん ッ ! 」

きっと大丈夫。だって、友達がそんなに怖くないって言ってた映画だから..。

なんて考えは、甘かったみたい ___


音の演出がすごくて、正直涙が出そうなぐらい怖かった。

でも、大丈夫って言ったからには最後まで泣かずに観るしかない。


紫「 終わ..った..ッ? 」

橙「 終わったな 。 」

よかった … と息をつく。

橙「 紫-くん本当は怖かったんやろ? w 」

紫「 …… そんなことない ..ッ 」

橙「 強がりやなぁ … w 」

橙「 … そろそろ寝るか? 」

時計を見ると、もう11時を回っていた。

紫「 ん .. 寝る 、 」

恐怖心を少しでも和らげるため、1秒でも早く寝たかった。


ーーーーーー


橙「 紫-くんちゃんと歯磨きした? 」

布団の中でキミは聞いてきた。

紫「 したもんッ … ! 」

ちゃちゃっと済ませちゃったから、多分ちゃん磨けてないけど …、

橙「 御手洗には行った? 」

紫「 行..った …、 」

いや、本当は行ってない…。

だって、狭いし怖いから … さっきの映画に出てきたお化けが出そうで怖かったから … 。

橙「 じゃあ寝れるな 。寝よか ! 」

紫「 うんッ … 」

いつも通り、向き合って抱きしめて眠りについた。

… が、これが後に凶と出るとはまだ知る由もなかった ___



ーーーーーー

紫「 んんッ … 、 」

まだ窓の外は真っ暗なのに目が覚めた。

理由は1つ。

御手洗に行きたかったから 。

でも、現在橙くんに抱きしめられていて身動きが取れない。

紫「 どうしよ … ッ 」

迫り来る尿意と戦いながら、俺は必死に身をよじって、やっと橙くんの腕から逃げ出した。

いや。逃げ出したところで、怖くて行けない。

橙くんを起こそうかと思ったが、気持ちよさそうに眠ってる所を起こすのはなぁ…と思い、辞めた。

仕方ない。そろそろ限界だから1人で行こう。

俺はスマホのライトを頼りに、部屋を出て暗い廊下へと足を踏み入れた。

昼間は短く感じる廊下も、今はものすごく長く感じる。

ふと、映画のことを思い出してまた怖くなる。

紫「 ホラー映画なんか観なきゃよかったぁ …ッ .. 」

恐怖と尿意が同時に襲ってきて、もう今にも泣き出しそうだ。

俺は橙くんを起こすことを決意した。

すぐに部屋に戻って、橙くんを揺すり起こす。

紫「 橙くん起きてッ .. ! 」

橙「 んぅ .. 、ど~したん .. ? 」

眠い目をこすりながら、むくりと体を起こしてくれる。とても申し訳なかったが、今はそれどころじゃない。

紫「 トイレ行きたいの .. ッ .. ! // 」

太ももと太ももを擦り合わせて何とか耐える。

橙「 映画観て怖くなったん? .. 子供じゃないんやから、1人で行ってきぃや 」

返ってきたのはまさかの返事。

…… いや、橙くんはわざと言ってるんだ。

だって月明かりにうっすらと照らされてるキミの顔は、にやりと笑っているから …… 。


紫「 やだやだぁ … ! もぉ俺子供でいいから着いてきてぇ … 漏れちゃうよぉ … ( ポロポロ 」

俺は情けなく泣き出してしまった。

橙「 しゃあないなぁ … 、 」

のそっとベッドから降りて、キミは俺の手を握ってくれた。

橙「 これで怖くない ? 」

紫「 んぅ … 、( コクコク ッ 」

橙「 よかった w 限界やろ?はよ行こ? 」

紫「 うん ッ … 」

正直なところ、歩いただけでももう膀胱が刺激されて、出てしまいそうだった。

橙くんの手を力いっぱい握りしめて、あの真っ暗な廊下へと歩き出す。

悲しいことに、この廊下には照明はない。

だから橙くんがいてもすごく怖かった。

俺はずっと下を向いて歩いていた。


橙「 ほらもう着くで 」

橙くんの声でぱっと顔をあげると、ほんとに目の前に御手洗があった。

やっと入れる … !! 間に合ったんだ … !!

そう思って俺は御手洗のドアノブを回した。


___ その直後、廊下に飾ってあった写真立てが、風か何かの影響で ガタッッ と大きな音をたてて倒れた。

紫「 ひゃッ ?! 」

びっくりして気が緩んだんだ 。

水滴が太ももを伝って下へと流れてゆく。

ショロショロ … ピチャッ … ピチャッ …

あっという間に俺の足元には大きな水溜まりができた。

我慢していたものが一気に排出され、気持ちよさで力が抜けて座り込んでしまう。

紫「 へぁ … // 橙くん見ないれ .. ッ 」

橙「 あ-ぁ、こんなにぐしょぐしょになっちゃって .. ♡ 可愛ええなぁ … 」

紫「 かぁいくないッ … // ..ぐすっ … 俺頑張って我慢したもんッ .. / 」

橙「 んふ .. ♡ 頑張ったなぁ .. 」

大きな手で頭を優しく撫でられた。

乱れていた呼吸も、段々と落ち着いてくる。

紫「 おもらししちゃってごめんなさいッ .. / 」

橙「 気にせんでええから .. 。ほら、風邪ひくからお風呂入ってきな? 」

紫「 怖い … 。 」

橙「 そっかぁ w じゃあ一緒に行くからちょっとここで待てる? 先ここ片しちゃう。 」

紫「 ん .. 待つ … 。 」

橙「 偉い偉いッ ! 」


もう夜にホラー映画は観ないようにしよう。

そう決意させられた夜でした。




なりくんさんリクエストありがとうございました !!

切り方雑でごめんなさい … (´;ω;`)


ほかの方もリクエストお待ちしてま-す ✨

それではおつもっち ~ (ง ˘ω˘ )ว

夜のお遊び ( 橙紫集 )

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

451

コメント

5

ユーザー

リクエスト失礼します! 大きめの喧嘩が見てみたいです! (( rさんは入れれたらで大丈夫です!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚