僕は川に沿ってとにかく走った
その時にはもう他のことはどうでも良かった
4/02 06:00
ーそこに彼はいたー
6時ちょうどぴったり
夜明けを背に彼は立っていた
そしてゆっくり目を開ける
太「君の勝ちだよ、敦くん」
そう言って彼は笑った
ふと涙が溢れる
ようやくこの少しばかり長い物語が終わった
敦「太宰さぁぁぁん(泣)」
後から国木田さんも来た
どうやら無事だったようだ
そのあとはすぐに探偵社に帰った
太宰さんはもちろん怒られていた
だが結局最後には皆「無事で良かった」と口にしていた
夜明けの探偵社には喜びの笑顔が溢れていた
ーHAPPYENDー
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【その後】
敦「そういえば太宰さんは何故ああなっていたんですか?」
何でだと思う?と言い返すと彼は考え込んだ
敦「わかりません・・・」
太「そんなに考え込まなくても良いのだよ?」
太「まぁ何だって良いじゃないか」
敦「・・・そうですね!」
そしてまたいつも通りの日々に戻った
結局何が原因だったのかはわからなかったが、
まぁ何だって良いさ
今こうしていられるのだからね
ーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーー