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微グロ
モブ視点
バナ銀サイコパス
キャラ崩壊
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この前俺は大体一週間ぐらい前に家出したんだが最近、貯金が尽きてきた…
何かコンビニバイトでもやらないとなと思っていた矢先、俺にとっての天職が見つかった!
話しかけてくれた人は俺より少し年配のガタイのいい男の人だ
話の内容はこうだ
① 6時半起床
② 朝7時、荷物運び
たったこれだけらしい、そして月給90万
その男の人もあまり詳しくは知らないみたいだが大体の内容は教えてくれた。
こんな簡単なことで金が集まるなんて人生イージーだな
「着いてこい」
そう言われ、俺は黙ってついて行った。
もう一二時間は歩いただろうか
俺は俯いたままそう思う。
未だに着かない。
「ここだ」
男にそう言われ顔を上げる。
物凄く山奥だ、周りには熊の糞や鹿の糞が落ちている。
「部屋までもう少しだ」
ようやくだと思い俺は男について行った。
「これを見ろ」
俺はまたもや顔を上げた。
すると目の前には木に縛り付けられ、口にガムテープを貼られた一人の細身の男がいた。
何かを一生懸命に叫んでいる
すると横からサングラスをかけた怪しげな男が来た。
「うるさいぞ、少し黙れ」
そう言うとそのサングラス男は右ポケットから何かを取り出した。
ピストルだ。
本物か?
そう考えている暇もなくバンッと大きな音が鳴り響く。
細身の男の隣に銃弾が通り過ぎた。
「次喋ったら殺すぞ」
そう言いサングラス男は左ポケットから蜂蜜を取り出した。
何をするのかと思うと細身の男に蜂蜜を塗りたくり始めた。
ここには動物も虫も何でもいる。
甘い匂いに釣られた動物や虫はこの蜂蜜に食いつくだろう。
「このまま一日放置だな」
一日も放置されたらこの細身の男は明日には食われて死んでいるだろう。
「お前もこうならないようにしろよ」
ガタイの良い男がそう喋った。
あれ、もしかして俺…やばい仕事に入っちゃったんじゃないか…?
「部屋はここだ」
そう言われて紹介された部屋には4人の男がいた。
周りの壁には虫がこれでもかと言うほどいる。
「今日からここで暮らせ」
俺はただただ分かりましたとしか返事が出来なかった。
朝の6時、起床の時間までにはまだ時間があるが何かの物音で目が覚めた。
辺りを見渡すとガタイの良い男2人が見回り?をしている。
片手にはナイフらしき物を持っている。
この状況、今体を起こしたら殺されるだろう。
見る限りあのサングラス男達の仲間だろう。
俺は直感的にこれは起きたらまずいと思い起床時間まで寝ていることにした。
朝の6時半、俺が目を覚ますと朝の6時にいたやつらは居なくなっていた。
俺が体を起こすと昨日のガタイの良い男が入ってきた。
「起床の時間だ、起きろ」
その声で俺以外のやつが一斉にして飛び起きた。
「着いてこい」
囚人かのようにその男について行く。
道中、昨日の細身の男とサングラス男がいた。
細身の男は遠目から見ても分かるほど身体中が腫れ上がっており瀕死なのかもう死んでいるのかも分からない状態だった。
それを見てサングラス男は満足そうに細身の男を見つめている。
作業場所に着いたのか周りのやつらが一斉に止まった。
「ここにあるのを全て運べ」
目の前には大木やら大きな荷物やらが大量にあった。
他のやつらはせっせと荷物を運んでいる。
俺も同じように荷物を運ぶ。
サボってるやつや喋っているやつがいたら脳天に拳銃を突きつけられ撃たれる。
今の間にも三発以上の銃声が聞こえてくる。
だめだ、ここにいたら命がいくつあっても足りない、いつか殺される。
俺は直感的にそう感じ部屋に帰ったらこの地獄から逃げ出そう。
そう考えた。
二時間が経過し、ようやく作業が終わった。
部屋に帰ってきて俺は早速、ここからの脱出計画を練った。
そうだ、この計画なら行ける。
そう思い俺は早速、計画を実行した。
部屋から逃げ出して、あと少しだ!
その瞬間、意識が途切れた。。
目が覚める。
ここはどこだ?
周りを見渡すと窓一つない狭い監獄らしき場所だ。
手足固定され思うように動かない。
隣には俺と部屋が同じのやつがいた。
隣のやつも手足が固定されている。
すると外からあのサングラス男が入ってきた。
「なぜ逃げようとした?」
隣のやつも俺と同じで脱出をしようとしたらしい。
混乱状態であまり上手く喋れないのか、口をパクパクしている。
「早く答えろ、さもないと撃つぞ」
拳銃を構えられ、とうとう何も言葉に出来なくなった隣のやつは泣き始めた。
その瞬間、バンッと轟音がなった。
隣を見ると足に穴が空いていた。
隣のやつは汗か涙か分からないぐらい顔がぐしゃぐしゃになっており、意識が飛びかけている。
あぁ、俺も今からこうなるんだ。
そう思った。
すると後ろから銀色の髪の毛をした青年が入ってきた。
「おいー!バナナ!銃を使う時はサイレンサーにしろって言ったよな?!」
「すまない、手元にあったのがそれだけだったのでな」
その銀髪の男はそう話しながら何かを引きずってきた。
「次から気をつけろよなー…あと、何かこいつ倒れてたから運んできたんだけどよ…さっきから動かねぇんだ。」
「倒れていたんじゃなくてお前が殺したんだろ」
「そうだったっけかな?」
「はぁ…まずお前はその馬鹿力をどうにかしろ…」
引きずってきたのは血まみれになりどこが顔なのかも分からないほどぐちゃぐちゃになった人だった。
まるで日常茶飯事みたいに話す彼らが恐怖でしかなかった。
するとその銀髪の人はこちらへ歩いてきた。
「君はなんでここで働いてるんだ?家出でもしたのか?」
そう優しく話しかけてくれた。
俺は今までのことを話し、家出についても話した。
泣きそうになりながらも話す俺をみてその銀髪の男はそっかそっか、辛かったなと優しく言ってくれた。
俺はこの人なら話しても大丈夫だと何故か安心してしまった。
その安心も一瞬で終わってしまった。
「ならもう死んでもいいよな」
そう言い拳銃を構える。
何故俺は今まで気づかなかったんだろうか。
この人の瞳には光がなかった。
俺は今から殺されるんだ。
そう思った。
「待て、もう用は済んだんだから殺すのはやめておけ、処理がめんどくさくなる。」
「まぁ、バナナがそこまで言うんだったらやめておくか…」
そう言い、俺の手足を固定していた縄を外してくれた。
助かったのが奇跡としか思いようがなかった。
「もう帰ってもいいぞ」
生きた心地がしなかった。
俺はヘトヘトになりながら家に帰った。
家に帰ったのは久しぶりだった。
その日から俺は真面目に働くことを決めた。
まずはコンビニアルバイトからでもするか。
俺はあの日のことを毎日の忙しさにより忘れていた。
その日から俺はコンビニでせっせと働いた。
一週間ぐらい経過しただろうか
何かを話しながらレジに並ぶ人を見て俺はゾッとした。
「んじゃ、お願いしまーす。」
そう言いレジにカゴを置く彼らには物凄く見覚えがあった。
「え…?」
それはあの時の二人だった。
ℯꫛᎴ
コメント
9件
4ヶ月後から失礼します。かふかさんの「一寸先は、悪魔」に似てますね~。こっちはこっちで好き…語彙力の塊じゃないっすか。 銀さんの圧倒的サイコパス感…w
あぁぁぁぁ…好き…神かな?
語彙力が凄い、、、(?) これもこれで最高だな、、、_:(´ཀ`」 ∠):