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週末バージョン下さい!見たいです!
・少しイチャつきます
____
❤️side
今日は久々に、翔太と2人で会う日。
最近はお互い忙しくて、プライベートであんまり会えてなかったんだよね。
今やもう、付き合ってるのに。
翔太の家に行くことになってはいるけど…今日何をするかとか、そういうの全く知らされてない。
何をするつもりで誘ってきたんだろう。まぁ、家でゆっくりするのもありかな。
ゆるーくそんなことを考えていたら、あっという間に彼の家に着いた。インターホンを押して、少し待つ。
💙「…いらっしゃい。」
❤️「お邪魔します。」
彼にそう言って、家に入れて貰った。何度が来たことはあるけど、久々だから変な感じ。そして、景色が何も変わってない。
❤️「飯は?」
💙「食べた」
❤️「うん、わかった。」
じゃあ、ソファでゆっくりさせてもらおうかな。最近読んでる本があって…それも気になるし。それ読もう。
そう思い、俺は本を開いた。
すると、翔太は俺の隣に座って、覗き込んでくる。
💙「何読んでんの?」
❤️「小説、最近読んでるやつ。」
💙「へぇー…そっか。」
顔を背けてしまった。彼には興味がそそられないものだったみたい。
本に視線を戻して、読み始めた。
少し時間が経つ。俺は10と数ページほどを読み終えた。
その時、翔太が肩に頭を乗せてきた。
❤️「何?翔太」
💙「…なんでもない。」
❤️「…かまって欲しい?」
💙「はぁ?違ぇし。」
これは…かまって欲しいやつだ。
そう察して、俺は本を閉じた。バッグの中にしまって、翔太の方を向く。
❤️「そういえば、翔太なんで家に誘ったの?」
💙「え?あー…暇、だったから。」
❤️「へぇ…。」
💙「あと…」
❤️「ん?」
💙「お前と…そういうこと、したいなって」
❤️「…俺と?」
💙「そう。」
あぁ、なるほど。
そう理解して、頷いた。
俺たちキスくらいしかしてないけど、それでいいってことなのかな?
❤️「こっち見て、」
💙「ん、」
そっと彼に口付けをした。彼の耳は茹でダコみたいに赤い。とても可愛らしいと思う。
1度顔を離そうと、頭を後ろに引いた。その時だった。
❤️「…?!」
グッ、と翔太に頭を抑えられ、少し強引な口付けをされる。
うわ、びっくりした。翔太、だいぶ溜まってるなこれは。
と思ったら、まだ終わりじゃなかったらしい。舌が押し付けられて、口に入ってきた。
驚きから、胸の鼓動が一気に大きくなる。
こちらも舌を絡めてみるが…なんというか、負けてる感が凄い。こちらが感じてしまっているから。
❤️「ん、ぅ…っ、しょっ、た、まっ」
こんなうまかったっけ、翔太のキス。
彼の肩を揺らして、どうにか止めさせた。
❤️「…はぁ…っ、」
💙「…もういい?」
❤️「ペース早すぎ、待って。」
息を整えた。
落ち着いてきた頃に、翔太は俺の手首を掴んで、また口付けをしてくる。
…ちょっと、やばいかも。
❤️「ん、っ…ぅ、//」
💙「…ベット行こ。」
強引に持ち上げて連れて行く、という訳でもなく、手を寝室の方へと引っ張られた。
でも、そういうことをするにはちょっと…心の準備も出来てないし、明日は朝から仕事だし…。
❤️「待って、翔太。俺明日仕事だから…」
💙「良いじゃん、別に。」
❤️「ダメ。仕事は仕事、恋愛は別でしょ。」
💙「……。」
あ、拗ねた。
少しそっぽを向いて、手を離した彼を見て理解した。
ちょっとハッキリ言い過ぎたかな、事実だけど…。
❤️「週末、空いてる?」
💙「……日曜日、空いてる。」
❤️「うん、俺も。」
「その時にしよ。ね?」
💙「……分かった。」
まだ機嫌は悪そうだが、さっきよりは落ち着いてる。
日曜日…だから、土曜の夜か。…もう緊張しちゃうな。
❤️「じゃあ…なんか、料理作るよ。小腹空いただろうし。何食べたい?」
💙「美味いからなんでもいい」
❤️「何それ、w」
「まぁいいよ、買い出し行こう」
💙「うん。」