「博麗のルールは無視してくれるんだな…」「そうだな、本来の戦い方ならそれだが…」
「お前らは野良だ…そんなもの持っていないだろう?」
「配慮のつもりか?」
妹紅は体を構えた
「舐めやがって、覚悟しろよ…!」
「悪いが…私は女にゃ負けねぇ女だもんでねぇ…」
「…ほう、見ものだな」
猫牙は不敵な笑みを零した。
「行くぞォ、妹紅!!」
「かかってこい!!」
猫牙は獲物を見つけた虎の如く妹紅に襲いかかった
「うらぁっ!!」
妹紅は上段回し蹴りを奴の顔にめり込ませ
「ぐぅっ?!」
猫牙は上手く着地し、妹紅へ走り向かった
「くそがぁ!!」
妹紅に鋭い蹴りが打ち込まれた…が
「なぁんだ、野良は弱いな」
「あ…?!」
簡単に防がれてしまった。
「ホントの蹴りを見せてやるよ」
すると、妹紅は空高く飛び上がった
「なっ、逃げやがった?!」
「火脚!!」
真っ赤な流星が猫牙を追った
その蹴りが当たったのは秘中、胸の真ん中だった。
「いっっっ?!」
(折れた感触があったな…まぁいいか)
「まだやるのかい?」
「…はは、これで追い詰めたつもりか?」
「なんだと…」
猫牙の後ろには何人もの手下と
「親方!大丈夫か?」
聳え立つ、1人の鬼がいた。
「……ほう、コイツらを蹴散らせとな?」
だが、もう1人が鬼の後ろから飛んできた
「うぉっ!!」
ゴスっと鈍い音が竹林に響き
「ぐ…ぉぉ?!」
鬼は何も分からず頭を抱えていた
「…慧音!お前」
「やはりお前だけでは心配だ、私も参戦するぞ」
「助かる。」
「畜生、白沢風情が…野郎共、やっちまえ!!」
沢山の妖怪が2人を襲った。
『不死「凱風快晴飛翔蹴」!!』
『国符「三種の神器 郷」!!』
妖怪達は瞬く間に弾幕によって蹴散らされ
妹紅の蹴りは正確に鬼と猫の急所を打った
「がはっ…」
「ぐ…くそっ…!!」
「閻魔すら引き込めない私に勝てると思うなよ」
また妹紅は奴らに蹴りを何発も食らわせた。
「ぐはっ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!」
「…この程度にしておくか?」
「あぁ、博麗の巫女にでも渡しておこう。」
博麗の巫女、というワードに怖気付いていたのか、仲間のひとりが声を荒らげた
「畜生!!畜生!!やめやがれっ!!」
「じゃぁ、ここで燃やされてお陀仏なるか?」
「えっ………」
真っ青な炎を目の前に繰り出し、再度問いただす。
「さぁどうする?」
「…わ、わかったよ何が欲しい?!金でもなんでもくれてや…」
「そうじゃねぇ、巫女にぶっ飛ばされるか、私に不死の一生かけて業火に焼かれるか聞いてんだよ」
「あ…あが…」
燃え盛る青い炎を見て猫牙は失禁した
「……ちょいとやりすぎたかな」
「いや、ちょうどいいんじゃないか?妹紅」
「…やり過ぎよ、まったく」
慧音は後ろで見ていたようだ、隣に博麗の巫女も…
「巫女さんに怒られたら、やりすぎなんかなぁ…」
「その妖怪は引き取るわ、退治ご苦労さま」
「…はいよ」
妹紅は巫女へ妖怪達を任せた。
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