テラーノベル
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「君の「またね。」が聞きたい。」
一輝「はぁっ、」
誠「梓、!」
梓「……」
一輝「梓…」
梓母「状態が悪化しちゃって、」
誠「え、」
一輝「まだ、足りないのに。」
誠「一輝、どうしよう。」
誠「俺が諦めようとしたから、」
一輝「違う、!あれはお前のせいじゃないよ、 」
一輝「まだ、間に合いますか…? 」
病院の人は首を横に振り、こう言った。
「間に合わないかもしれません。」
誠「っ…!」
一輝「、誠っ、!」
俺はあの時病室から出ようとした。
聞きたくなかったから。
誠「最低、最低……」
一輝「何言ってんだよ、」
誠「最低だよこりゃ、笑」
一輝「は、?」
誠「俺がもっと早く気づけばよかったのに。」
一輝「だからお前のせいじゃ…!」
誠「じゃあお前のせいか?!違うだろ?」
一輝「…、!」
誠「お前せいじゃないよ、全部俺のせいだ。」
一輝「だから、違うって、!」
誠「お前は梓が好きなんだろ…!!」
一輝「違う!俺はお前の事が…!」
一輝「はぁ、はぁ、」
誠「はぁっ、ごほっ、」
一輝「熱治ったばっかなんだから、あんまり…な?」
誠「…ごめん。」
一輝「廊下で喧嘩するのも良くないし、一旦戻ろ?」
一輝「梓が待ってるぞ。」
誠「うん、」
梓母「あ、戻ってきた、」
梓母「大丈夫だった、?なんかでかい声聞こえたから…」
一輝「うん、大丈夫だよ。」
誠「大丈夫、」
一輝「誠、まだ熱が治ったばっかで…少し休ませます。」
梓母「うん、無理しないでね。 」
一輝「…誠。」
誠「何。」
一輝「さっきは強く言いすぎたな、ごめん。」
誠「俺も、ごめん。」
一輝「ふふっ、じゃあ仲直りのぎゅー!」
誠「ん、懐かしい、」
一輝「だな!笑」
誠「バイト行こ!」
一輝「ああ!」
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