この作品は、6話です。
にこにこ様との二次創作合作になります。
注意書きはにこにさんの1話とうちの2話の2つあります。ご了承できる方は続きをどうぞ、
インカムを取り出して、…少し考える。
誰がいいかな、…。ロボロは結構前から知り合っとったけど…ゾムって人は全然話した事ないからゾムって人に連絡してみようかな…、
インカムの元まで手を持っていき、そのままピッと個別のインカムで話しかける。
『……、”お願いがあるのでそちらまで行ってもいいですか、?…”』
インカム越しに少し曇った声が聞こえてくる
「”ん、…ええよ。”」
かぼちゃの匂いがする食堂を離れゾムさんの部屋へと向かう。
コンコンノックして中へとはいる。中はものが少なく、綺麗だなという印象だった。
『あ、…えっと、…』
オドオドとしていると、一瞬で距離を詰められナイフを首に当てられそうになる。それを足で蹴りあげてナイフを弾かせる
「おー、凄いやんか。新人。」
『…シャオロンです。』
「あー、そぉやったなぁ。…あ、あと敬語やなくてええよ。どうせ俺と同い年やろし。」
「なんでシャオロンは来たん?」
『書類のやり方を教えてもらいたくて…』
「あー、書類…ええよ。そんじゃ、トントンからお前分の書類貰ってこーい。よーいスタート!」
『え、…えぇ?』
「走れよ〜、3分で帰って来おへんかったら教えへんからな」
『え”!!?』
急いで部屋から出ていき、そのままトントンさんから書類をもらい走って戻ってくる
「おー、…流石やな。3分ピッタや、」
『あの、それより…』
「…はぁ、教えたるかぁ」
隣に座ってやり方を教えてくれる。書類と言っても報告書である。俺は元々として前線部隊の方の人間な為、任務報告などを書くものだという。ほぼほぼは無いらしい…。
「まぁ、情報部とかやないし…俺が教えへんでも大丈夫やねんけどな。」
「書類のかけ方はこうやで。他になんかある?」
聞かれて、答えられず下を向く
「無さそうやね。そんじゃ、シャオロンまた」
『あ、…!…ぞむ、』
「…なんや?、」
『……大先生についてなんか知ってる?……』
「大先生…?…あー、そぉやなぁ。………俺が知ってるのは………彼奴は仲間を忘れへんな。」
仲間を忘れない?
『それって、…どういう、』
「……それは教えられへんなぁ……。大先生は、大先生やし。」
「それに、大先生に自分から聞き入った方がええと思うよ。」
「……彼奴はきっと、……お前を待っとる。」
『…ぞむそれは、どういう意味や?』
「……さぁ、どうやろうね。」
ふんわりと笑う影に少し俺は遠ざかってしまった。その笑みは凄く、昔の誰かに似ているから
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