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心さんと水族館に行く前日の夜、唯一の友達の優に着て行く服などのアドバイスを貰っていた
和馬「なあ、これは?」
優「ちゃんと恋してんじゃん」
和馬「…ちゃんとしないといけないって思ったんだ」
和馬「クラスの奴らが俺と心さんの関係を聞いてくるってことは、俺は心さんの隣には相応しくないからかもって思ったんだ」
和馬「それに忘れてたけど心さんはモテるんだよな」
和馬「だから、うかうかしてられない」
優「今持ってるものとさっきの合わせるといい感じだよ」
優「そんなに本気なら僕もちゃんとするしかないじゃん」
和馬「逆に今までふざけてたのかよ」
♡
デートだって思い上がっているのは自分だけかもしれない。でもそれでもいいと思ってしまうのは、どうしようもなく恋をしているからだ。
心(夏祭りの時も海の時も和馬くんに会うって張り切ってオシャレしてたから、変にハードルが上がってる気がする)
心「ねえ、亜美菜はどう思う?」
亜美菜「全部可愛い」
心「亜美菜はいつもそればっかり」
ふみ「ノリがカップルなんだって」
心「…ポニテでいいと思う?」
亜美菜「今までの和馬の反応思い出してみて」
心「反応?う〜…ん」
夏祭りの時は見惚れてくれてたけど、海の時は確か…ハーフツインやったけどポニテの方がーみたいなこと言われた。それはつまり
心「ポニテでいいって事か」
心「やばい、マジで明日楽しみ…!」
心「うち浮かれてるかな?」
亜美菜「どこをどう見たって浮かれてる」
明日のことを考えると感じたこと無い不安のような焦りのようなそれでいて優しい、今まで感じたことも読んだ事もない感情が溢れてくる。
心「少しでもこの関係に進展があったらいいな」