テラーノベル
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ミリアとのカウンセリング カウンセリングの時間。診察室へ行くティア。「失礼致します」ノックをして診察室へ入ると「こんにちはティア」とミリアが挨拶しました。「よろしくお願いします」こうしていつものようにお話をします。
ティアは家族旅行や家族で遊園地に行ったことなどをそれは楽しそうに話します。まるでなんの問題もないかのように。しかしそんなはずはないのです。
この穏やかでぬるま湯のような日々がティアの心の力の暴走の果てに成り立っているのではなかったらどんなに良かったでしょう?そうではなかったのですから。
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