エラー「ink帰るぞ…」
ink「あ…うん 」inkは自分の頬を伝う涙を拭いながらエラーについて行った
エラーに手を引かれポータルをくぐる
着いた先はドゥードルスフィアではなくアンチボイドだった
ink「?…エラーここドゥードルスフィアじゃないよ?」
エラー「少し落ち着いた方がいいと思ってなあっち(ドゥードルスフィア)だとお前の親友が尋ねてくる可能性があるだろ?」
エラーなりの気遣いだった
ink「エラーは優しいね…ありがとう」
何分かたって
エラー「落ち着いたか」
ink「うん…ありがとう」
エラー「…」
ink「…」
気まずい時間が流れる
inkはふと時計を見た
ink「ってもうこんな時間?!」
時計の長い針はとっくに夜の12時を指していた
エラー「もう0時か早いな…inkそろそろ帰る時間じゃないか?」
ink「そうだった!エラー今日は…ほんとにありがとう」
inkはポータルを描き入ろうとする
エラー「…ink」
ink「?」
エラー「明日空いてるか?」
ink「空いてるけど…どうしたの?」
エラー「少し付き合って欲しい場所があるんだ」
ink「うん!分かった明日また来るね」
エラー「忘れないか見ものだな」
ink「そんな簡単に忘れないよ〜!」
ink「じゃあね!」
inkはポータルをくぐりドゥードルスフィアに帰って行った
翌日
ポータルをくぐりぬけエラーのところへ向かう
ink「エラー!ごめん遅れちゃったかな?」
エラー「いや、俺も今準備終わったところだ」
エラーは明らかによそ行きな格好をしていた
ink「どこ行くの?エラー?」
エラー「これだよ」
エラーがinkの前に差し出したのは遊園地のチケットだった
ink「チケット?」
エラー「ああ、結構前にタコから貰ったんだよ」
ink「タコ…??…ああ!ナイトメアのことだね!」
エラー「ちょうど2人分だしよ行こうぜ」
ink「うん!楽しみだなあ」
2人はショートカットで遊園地の前へ移動した
遊園地の入口だけでもものすごい大きさだった
ink「すごい入口だねキラキラしてて魔法みたい!」
エラー「ああそうだな…はぐれるなよ」
入口で受付を済ませようとする
店員「お客様…?ひとつ大人用チケットになっておりますが…」
そう言いながらinkの方を向く
無理もないだろうinkの身長は平均的身長の低いスケルトンと比べても低く子供のように見えても仕方ない
ink「ボク大人です!」
inkがぴょんぴょんジャンプしながら店員に訴える
店員「そうですか…それでは大人料金で生産しときますね」
荷物検査なども済ませ遊園地に入ることが出来た
ink「入れた〜!楽しみだね〜!エラー!」
エラー「そうだな」
その後inkとエラーはジェットコースターに乗ったりポップコーンを食べたりショーを見たりして一日中遊びまくった
ink「エラー!今日は楽しかったね!」
エラー「ああ久しぶりに退屈しない休日になった」
2人が遊園地の感想を言い合っていると
「キャー」「逃げろ!」「誰か!」
などの叫び声が聞こえたきた
ink「何かあったのかな…」
2人はそちらの方を振り向くそこには崩れ落ちた地面が真っ白に輝いていた
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