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「え、VRゴーグルがない、、、?」
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「もしもしすずー?」
「聞こえてるよ凛!」
私は田村涼香。(たむら すずか)
今一緒に話しているのはネットで一緒にゲームをしてくれている 凛 だ。
ネットでは自分の名前からとって「すず」
という名前にしている。
「ところで、今日話したかったのはまた気になるゲーム見つけたんだよね〜! 」
「え〜!なんてやつ?気になる!」
凛はいつもこうやって私に色んなゲームを教えてくれる。
それを一緒に始めるのが唯一の楽しみだ。
「これなんだけど〜、」
そう言って公式サイトのURLが送られてきた。
「モンスターダイアリー?」
「そう!なんか、基本的には戦って最後まで残ったら勝ち〜って感じなんだけどね? 」
「だけど?」
疑問に思って追って聞いてみる
「他のゲームと違うのは他にも楽しめることがあるってこと!自分の家があったり、自給自足したり!家レベルとかもキャラクターの強さに関係するみたい! 」
「じゃあやり込み要素高いんだね!」
「そういうこと!まあやってみよ!今回のゲームは前一緒にやったVRなんだけど、買いに行けそう?」
「すずは近くにお店あるしお金は問題ないから明日にでも!」
そういうと軽くガッツポーズを画面越しに決めて じゃあ明日やろうね と言ってその日は通話を終えた。
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翌日。
私たちはまた通話をして集まった。
「もしもし〜?すず楽しみすぎて開封しちゃった! 」
「私も〜!めちゃ楽しみ〜!早速始めよっか!キャラ設定とフレンド申請終わったらまた電話かけて〜!フレンドIDはいつもので作るから!」
そう区切りをつけて電話をきる。私たちは共にキャラデザに時間がかかるため1度電話を切っているのだ。大抵しっかりプレイするのは次の日である。
「早速やってくか! 」
そう言ってVRゴーグルをつけた。
「キャラデザ結構幅広い〜!髪長いの憧れてたし、長くしよ〜🎶」
そう言って時間をかけて自分の好みで設定していくこと1時間。
「ふぅ、よしよし!こんな感じか!」
その後適当にチュートリアルを受ける。 戦う場合はキャラクターの性質にそった攻撃ができるということ。 家レベルの上げ方やキャラクターのレベルアップについてなど。
「一通りチュートリアル終わったし、フレンド申請して〜、あー疲れた!今日はこれで、」
そう思って目元に手を当てる。
「あれ?」
なぜか顔に手がつく。
「えここに、ゴーグルあったよね?え」
┈┈┈┈え、VRゴーグルがない、、、?