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題名『 』

6時。眩しいすぎる朝日で目が覚めた。静かな朝だ。いつもの事だがな。ぼ…私の朝ごはんは用意されてなかった。いつもの事だ。何か作ろうと思ったが、やめた。用意をおわらせよう。そして学校へ行く。

8時。あぁ…遅刻だろう。生徒指導だるいなと思う。別にいい。それくらいなら…それくらいなら…それくらいなら…

「はぁ…」

ため息を着く。案の定怒られた。放課後に生徒指導だるいなと思う。くすくすと笑い声が聞こえる。勝手に笑ってればいい。私は心底どうでもいい。

放課後。夕日が綺麗だ。私の口から出るような言葉のように、無駄に綺麗だった。

「何時までそうやっている気だ!」

何時まで…そんなの知らない。誰かが言った。

「蓮唯(れん)は*優等生*だね」

「私と違って*いいね*」

「*期待してるよ*」

「もう少し*頑張って*」

「貴方なら出来る」

「*なんで、期待を裏切るの?*」

勝手に期待して、裏切られたと思ってる。私は裏切ったことは無い。なのに…そうやって見放されて、奪われて_______

いつも口から出るのは、綺麗事と謝罪の言葉。言いたくもないことばかり。

指導が終わった。くだらない。こんな事に私の時間を奪うな。歩きながら思う。家に向かって歩く。

「ただいま」

誰もいない空間に向けて、言葉を放つ。親が居たがそのまま部屋に行く。何をするかって?そんなの勉強に決まってる。だって*優等生*だから。期待されるから、それに応えるためだけに。遅刻してる時点で優等生ではないか…それでもテストで学年1位をとるために。でも意味は無いだろう。

9時になった。私は布団に入る。

「このまま永遠の眠りにつけたらいいのに」と心底思って寝る。これは誰にも言ってない。

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「明日で終わりか…」

そう。私は明日で居なくなる。明日で、やっと幕を閉じる事が出来る。とても嬉しい。

「ここまで短くて長かったな」

どうゆう事だろう…短くて長い。分からない。けど終れるのなら問題ない。そして私は眠りについた。

何も遺さずに

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