テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
146
rn
コメント
9件


❤️さんの大人な余裕かっこよすぎ_:(´ω`」 ∠):_ この後の展開に期待しまくりです(*´˘`*)
期待しちゃいますよ〜❤️❤️❤️❤️❤️❤️
あれから――
渡辺は、毎日のようにLINEを送っていた。
だが――
返事が来る時間はバラバラ。
私生活は一切見えない。
その“掴めなさ”が、余計に――
💙(……なんなんだよ、この人)
💙(気になって仕方ねぇ)
気づけば、どんどん深みにハマっていた。
そして、ついに――
💙《会いたい》
送ってしまった。
送ったあと、急に不安になる。
💙(いや、重くね?これ……)
数分後――
ピコン。
♥️《また、ホテルとか言ったら怒りますからね》
💙「……え?」
💙「これ、会ってもいいってこと!?」
💙「っしゃあああ!!」
思わず、部屋でガッツポーズ。
──────────────
会社――
宮舘は一人、静かに昼食をとっていた。
ふと、近くから同僚の声が聞こえる。
○○「そういえばさ、渡辺くん、最近付き合い悪いらしいよ」
○○「え、ほんと?どうしたんだろ」
○○「まさかさ……」
○○「本気で恋したとか?」
――一瞬だけ、手が止まる。
だが、何も言わずにまた箸を動かした。
──────────────
仕事後――
💙「宮舘さん!おつかれー!」
♥️「お疲れ様です」
♥️「それで、どこへ行くんですか?」
💙「俺の家♡」
♥️「……」
一瞬の沈黙。
♥️「では、私はこれで」
💙「ちょちょちょ!!待って!!」
💙「今日は何もしないから!!」
♥️「……本当ですか?」
💙「ほんとほんと!!」
💙「美味しい日本酒、もらったんだよ!」
💙「一緒に飲も?」
♥️「日本酒……」
少しだけ、興味を示す。
♥️「いいですね」
💙(よしっ……!)
本当は――
あちこちに聞き回って調べた。
宮舘の好きなもの。
そのために、少し高めの日本酒も用意した。
💙(……酔ったら、また――)
💙(あの日みたいに、なんて……)
♥️「……」
♥️「今、変なこと考えてますよね?」
💙「……はっ!?」
💙「い、いや!?」
♥️「顔に出てますよ」
くすっと、小さく笑う。
💙「……っ」
💙(ほんと、この人……)
二人はそのまま、渡辺の家へと向かった。
──────────────
💙「あがってあがってー!」
♥️「おじゃまします」
部屋に入った瞬間、ぐるっと見渡す。
♥️「へえ、ちゃんと掃除したんですね?」
💙「うっ……」
💙「そりゃ、人来るなら綺麗にするだろ」
♥️「今まで何人連れ込んできたんですか?」
💙「その言い方やめて!!」
💙「あ、やべ……」
♥️「ん?」
💙「おつまみ、買ってきてねえや」
♥️「あら……」
💙(やらかしたあああ!!)
♥️「キッチン、お借りしてもいいですか?」
💙「え?」
♥️「簡単なもの、作りますよ」
💙「まじで!?」
💙「料理できるの!?」
♥️「料理、趣味なんで」
💙「すげえ……ちょっと待って、材料――」
冷蔵庫を開ける。
……ほぼ空。
💙「……」
♥️「買い出し、行きましょうか」
💙「いや、悪いって!!」
💙「……い、一緒に」
💙「買い出し、行く?」
少しだけ照れながら言う。
♥️「ふっ」
♥️「いいですよ」
──────────────
~スーパー~
♥️「渡辺さんは、何が好きなんですか?」
💙「え、おれ?」
💙「ハンバーグ!!」
♥️「……」
♥️「……ふっ」
💙「な、なんだよ!?」
♥️「……かわいいですね」
ぽつりと呟く。
💙「……っ」
💙(その顔、ずるいって……)
♥️「じゃあ、ハンバーグにしましょうか」
💙(料理できるとか……)
💙(惚れないわけないだろ……)
💙「手料理、楽しみだな♡」
♥️「こら、距離近いですよ」
そっと、離される。
──────────────
~家~
キッチンに立つ宮舘。
その姿を、ぼんやり眺める渡辺。
💙(……いいな、この感じ)
♥️「見すぎですよ」
💙「わ、悪い……」
──────────────
しばらくして――
💙「かんぱーい!!」
♥️「いただきます」
一口、ハンバーグを口に運ぶ。
💙「……っ!?!?」
💙「うますぎる!!」
♥️「ふふ、よかったです」
💙「手作りってこんなにうまいの!?」
💙「いや、宮舘さんが作ったからか!?」
夢中で食べ進める。
その様子を見て、宮舘はふっと微笑む。
――けれど。
一瞬だけ、表情が止まった。
(……似てる)
昔、同じように笑っていた人のことを思い出す。
ほんの一瞬、無表情になる。
💙「宮舘さん?」
♥️「……あ、はい」
♥️「日本酒、いただこうかな」
💙「飲んで飲んで!」
一口。
♥️「……ん、これは美味しいですね」
💙「ほんと!?よかった!」
♥️「どこで買ったんです?」
💙「えっと……○○!」
♥️「ふっ……」
♥️「さっき“もらった”って言ってませんでした?」
💙「あ……」
♥️「ふふ」
♥️「ありがとうございます」
♥️「わざわざ、選んでくれたんですね」
💙「い、いや……」
恥ずかしさをごまかすように、日本酒を流し込む。
♥️「こらこら、あとに響きますよ」
💙「いいのいいのー!!今日は飲む!!」
♥️「まったく…」
──────────────
数時間後――
💙「……助けて……」
酔いが回り、ぐったりと倒れ込む。
♥️「ほんとに、面白い方ですね」
💙「俺は……宮舘さんのほうが……」
💙「面白いよ……」
💙「……どんどん、惹かれていくもん」
顔を真っ赤にして、ぽつりと呟く。
♥️「……」
一瞬、言葉を失う。
♥️「……もう、寝てください」
💙「やだ……」
💙「もう少し……」
♥️「……」
静かに視線を落とす。
♥️「そんなに……私に興味を持たないでください」
やがて、渡辺は眠りに落ちた。
♥️「……期待しないで」
そっと、おでこにキスを落とした。
つづく。