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2人、縁側でアイスキャンデーを食べる。
『おいし〜生き返る〜〜〜』
「ほんまやな笑」
大袈裟に、足をばたつかせながら、笑顔ではしゃぐ未来はほんま可愛ええなと思う。
昔から未来は、ほんまに美味しそうに幸せそうにご飯食べる。
未来の好きなところの1つや。
こっちまで幸せな気分になれるねん。
それにしても、さっきから___
『あ……、垂れてきた』
ペロッと舌で舐める未来____
横目で見ながら
エロいなぁ……と考えてまう僕は____
あかんあかん、思春期ほんまええ加減にしてくれ。
全部そんな方向に持って来たがる僕の脳みそどうにかしてくれん?
頭ん中で否定をし、
もう一度未来の方を見る
髪に耳をかけながら
ハムッとアイスキャンデーをしゃぶる。
ああ、もう///
『そうちゃんのも溶けよるで?』
未来がそう言った。
「あっ、え、ほんまやな///」
あかんあかん、気を取られよった。
『あっ…垂れてまう』
そん時やった。
僕の食べかけのアイスキャンデーを未来が持ち
垂れたところを、ペロッと舐めた____
『こぼれてまうで…?ええの…?』
そう言ってもう一度、舐める____
こんなん反則やろ____
未来をじっと見つめ、
『ん?…そうちゃん?』
僕は____
未来に生まれて初めてキスをした____