テラーノベル
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あなたにあえてよかった。
いえで、あったかいごはんをもらいました。
あったかいみずのなかにいれてもらいました。
ふかふかのなにかでいっしょにねました。
つぎのひも、ご飯をもらいました。
あなたはどこかに行きました。
くらくなって、あなたが帰ってきました。
またご飯をくれました。
そんな日常が、ずっと続きました。
ご飯を貰って。
たまにお風呂に入って。
夜は一緒に寝て。
次の日に、貴方は仕事へ行く。
それだけの幸せな毎日が、ずっと続くと思っていました。
でも……
「ポチ!!」
貴方が抱き締めてくれました。
すっごく暖かったです。
周りには、お母さんやお父さん、お兄ちゃんと妹ちゃんもいました。
皆泣いていました。
段々と、目の前が見えなくなってきました。
貴方を見ると、貴方が泣きそうな笑顔で、
「ありがとう」
そう、言いました。
その言葉を最後に、ぼくの意識は途絶えました。
「ポチ、大好きだよ」
コメント
23件
怖い怖い...( 最高すぎて()
なにこれ……もう……天才じゃん
何もない日常が一番感動するよ。