コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
彼は転校生の優斗
私の隣の席の男の子だ
真奈「な、なんでそれを…」
真奈「いやでも、夢かもしれないし、」
優斗「僕あの日」
優斗「真奈さんのこと見てたよ」
真奈「え?」
キーンコーンカーンコーン
彼と私の話を遮るようにHR終了のベルが校内に響いた
真奈「どうして…?」
優斗「僕も向こう方面なんだ」
優斗「真奈さんと一緒」
真奈「そうだったんだ」
優斗「あの日真奈さん」
優斗「猫を庇うためにトラックに“轢かれかけた”よね」
真奈「轢かれたと」
真奈「思ってたんだけど…」
優斗「僕も轢かれたと思ってた」
優斗「でも目の前が真っ暗になって気づいたら朝になっていたんだ」