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僕らの関係

14 - 第12話

♥

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2023年08月26日

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ホソク

すやすやと穏やかな顔で眠る社長

月夜に見た顔とはまた違い

少しドキッとする


会社に戻っている途中で、突然倒れるものだから

すごく驚いた

顔に手を当てると、とても熱く

何とか僕の家まで連れてきた

やっぱり無理をしていたんだ

無理に来ることなかったのに…


それに…

さっきは、半分冗談で言ったつもりなのに

まさか、「頼む」って言うなんて

思ってもみなかった


🐨「スースー」

かっこいい顔だな…

気付けば見入っていた

男らしい顔に、男らしい体格

昔から羨ましかった

僕は、女の子みたいに小さい体だから

よくナムジュナに心配かけてたな…


1時間ほど経っただろうか?

その間ずーっと

僕は社長の顔を見ていた

🐨「…ん」

社長は、目を開けるなり起き上がった

🐨「悪い、何から何まで…


ありがとう…」

🦄「え…」

僕は、頭が真っ白になるほど驚いた

社長は、普段あまりお礼に限らず言葉を発しない人なのに

「ありがとう」

と言われ、少しドキッとして

僕の頬は少し赤くなっているだろう

🦄「い、いえっ、社長のためですから///」


社長を玄関まで送り出した

🐨「邪魔したな、すまない、そのままで」

🦄「いえ、お気になさらず、今日は休まれて下さい」

🐨「また明日、会社でな」

🦄「はい」

バタン🚪


🦄「はぁ〜」

ソファーに座り込むと

自然と力が抜けた

社長、最近どうしたんだろう?

お礼を言うようになったし、かなり数ヶ月前などよりは変わった気がする



昔みたいなナムジュナに戻るかな?…




そうなってくれたら

嬉しいな……

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