お久しぶりです!
元気です!!
⚠︎︎読む人によってはムズムズするかも⚠︎︎
⚠︎︎kyrt⚠︎︎高校生⚠︎︎
「 」ky 『』rt
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「それでね!〇〇ちゃんが〜」
今日もキヨくんは好きな人のことを話してばかり。
分かってる。それくらい。
キヨくんは“普通”の男なの。分かってるよ。
俺が“普通”じゃないことも。
『あ!そうなんだ、』
「それでさー!今度告白しようかなって思ってるんだけどさ、やっぱ体育館裏とか屋上とかの方がいいのかなー 。」
やっぱり。そうだよね。
分かってた。
あなたは素直に前に進もうとしてるのに、
俺は素直に応援できなくて。
我儘でごめんね。
この気持ちは墓場まで持ってくことにするって決めたから。
「あ!俺今日早く帰らなきゃなんだ。ごめん先帰るわ! 」
『うん。じゃあね』
「おう」
あなたの帰る後ろ姿を見ると色々考えてしまうの。
なんでだろ。叶うはずなかったのに。
『恋って難しいな。』
薄暗い校舎の一室で1人、鼻を啜る音が響く教室の中で、俺は祈る。
キヨくんの告白が上手く行きますように。
でもやっぱり。
俺はキヨくんのことを諦めきれないみたい。
本当は心の中で『上手くいかないで』って思ってるんだろうな。
自分の性格の悪さに苦笑しながら、教室をあとにした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!